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#84

「家族が愛した130歳のぶどうの木」(山梨県甲州市)

山梨県の勝沼。明治時代からぶどう栽培とワイン製造が盛んな地です。
今回、みらい遺産を紹介してくれるのは、
勝沼町でぶどう園を営む椚なを美さん(79)。
1200年以上作られてきた国産種のぶどう「甲州種」にこだわって栽培しています。

なを美さんにとって特別な木が、樹齢130年以上、
日本最古のぶどうの木と言われる甲州種の古木「甲龍」。
龍のような枝ぶりから名づけられました。

100年以上、一家の生活を支えてきた「甲龍」。
かつてはこの木から収穫したぶどうで、
家族五人が一年間暮らせる程だったといいます。

1993年、夫の更一さんが、家族を支えてきたこの古木と共に、
新たな挑戦を始めます。その挑戦とは・・・? 
そして夫亡き後その遺志を受け継いだ、なを美さんの想いとは?