放送番組審議会

BS朝日第82回放送番組審議会議事概要
BS朝日は、令和3年1月22日に、第82回放送番組審議会を開催しました。(2021.1.22)
開催日時 2021年1月22日(金)午後4時00分~5時30分
開催場所 Microsoft Teamsによるリモート開催
出席者

若林委員長、安部副委員長、
青木委員、佐藤委員、寺田委員、中本委員、中町委員、野村委員

【会社側】
角南代表取締役社長、佐藤取締役、藤川取締役、阪本取締役、
西村執行役員編成制作局長、大幸執行役員編成制作局専任局長、
水川執行役員営業局長、有賀編成制作ビジネス部長、谷村制作担当部長、平野プロデューサー
(事務局)佐藤事務局長、堀番組審査室員

 

議題

(1)会社側より報告
(2)課題番組「昭和のクルマといつまでも」講評
(3)次回日程および課題番組について
(4)その他

配布資料

(1)BS朝日主要単発番組一覧(2020年12月~2021年2月)
(2)BS朝日スポーツ単発放送実績一覧(2020年12月~2021年2月)
(3)2020年1月編成について
(4)2020年度 BS放送 時間区分別視聴世帯・率状況

講評

・渋い番組。自分世代に刺さる番組。
・テロップがちょうどいい。販売価格と当時の初任給との比較や、当時の車を今運転する場合のシートベルト規制など、視聴者が気になる点をフォローしてくれている。
・オーナーの人生物語部分を短くしてエンジン音など車の詳細を説明してほしい。
・人生ストーリーが面白かった。
・レポーターの人がもう少しきれいな格好でいったほうがいいのではないか?車の持ち主にとっては大切なものを取材させてもらうのだから。
・車のエンジン音を聞かせ、外観・内観もきちんと見せている。それだけだと車好きのための番組になるが、人生やカーライフを見せる。ちょうど世代なのでいいと感じた。
・会社の1年生の女性に1話見てもらったところ、最初は興味を持ったが、次第に飽きてしまった。また見るかと聞いたところ、もう見ないと答えられてしまった。それでもナレーションとBGMがよかったと言っていた。
・若い女性にも何かしら刺さるものを探した方がいいのではないか。
・前回の魚離れにあらがう番組に続き、車離れ、テレビ離れを扱うのはBS朝日らしいチャレンジングな番組。
・撮影技術も時代の流れを感じる、平成の初めのような作り。
・さみしかったのは詳しい情報が載っていたのに分かち合う人がいない事。ふりかえり回をやったらどうか?
・エンジン音萌え、車窓萌え、車高萌えがあるので可能性を突き詰めてほしい。
・プロデューサーが若くて驚いた。⇒今の車と違うデザインが興味深い。
・トヨタ2000GPが3台、マツダのポーターの画にあまりにもすてき過ぎて涙が出た。
・今の子供たちは過去を新しいものとして見ている。視聴者と一緒に回を重ねていく番組。
・タイトルだけ見た時は車に興味がなく、どう見たらいいのかと思ったが、車と共に歩む人生を見て、父の人生を思い出した。
・車のデザインがとてもエレガント。デザインに関心がある人にもいいのでは。
・車を30年以上持ち続けているということは、80歳以上のドライバーが多い。一方で、高齢者の運転が社会的に問題になっていることにも配慮した方がいいのではないか。
・古い車を乗り続けているということで環境への配慮はあるのかと気になった⇒資源を大事にしているという側面もある。
・國村さんのナレーションに尽きる。メカ好きだということは伝わってくるのに、感想は分かりやすく素直な言葉。國村さんの車歴とエピソードを紹介する回があってもいいのではないか?
・昭和のクルマの自動車CMなども見てみたい。
・スタッフが訪問するとき、「お、これだな」と言っていた。上から目線で、オーナーに失礼。もっと丁寧な言葉遣いが必要。

 

次回83回放送番組審議会は2021年4月16日(金)10時30分より開催予定