放送番組審議会

BS朝日第84回放送番組審議会議事概要
BS朝日は、令和3年7月16日に、第84回放送番組審議会を開催しました。(2021.7.16)
開催日時 2021年7月16日(金)午前10時30分~11時45分
開催場所 BS朝日大会議室
出席者

寺田委員長、安部副委員長
小西委員、佐藤委員、中町委員、中本委員、野村委員
【欠席】青木委員(書面にて講評提出)

 

角南代表取締役社長、藤川取締役、佐藤取締役、阪本取締役、
西村執行役員編成制作局長、大幸執行役員編成制作局担当局長、
水川執行役員営業局長、有賀編成制作ビジネス部長、小俣プロデューサー
(事務局)佐藤事務局長、堀営業局員

 

議題

(1)会社側より報告
(2)課題番組「日曜スクープ」講評
(3)次回日程および課題番組について
(4)その他

配布資料

(1)2020年度決算収支状況等
(2)BS朝日主要単発番組一覧(2021年6月~8月)
(3)BS朝日スポーツ単発放送実績一覧(2021年6月~8月)
(4)2021年4月~6月テレビ視聴率全国32地区 時間区分別視聴率状況
(5)次回課題番組(案)「地球クライシス」
※役員及び執行役員の体制に関するお知らせ(広報資料)
※BS朝日業務組織図(2021年7月1日現在)

講評

・前回はコーナーごとの切り替えが分かりにくかったが、明確になった。
・「時事論考」のコーナーは検証するというのが根幹。「日曜スクープ」の肝。そのテーマの当事者に出演していただいて検証しているのがいい。
・いい番組だと思う。ニュースはどんどん報道し続けていくのがポイントだが、「時事論考」のコーナーで検証したり、振り返ったりしてほしい。
・テレビ朝日系列の報道番組として、期待して見ているが、いささか斬新さが足りない。繰り返し新しいことにチャレンジしてほしい。
・タイムリーな話題をしっかり掘り下げることで、問題提起力が他局と比べてよかったのではないか。
・現在の視点だけでなく継続的、一過性ではない問題のあぶり出しがいい。
・熱海の土石流の報道でドローン映像を駆使するなど、わかりやすく真実を伝えている。
・上山アナが自然で知的で信頼できそう。菅原アナもいい人材。よくこんなアナウンサーを起用してくれたなと感じる。
・あまり耳慣れない外国語の言葉などが出てきた時に、スペルや簡単な意味を紹介することはできないのか。
・「日本は頑張っているんだ」という明るいニュースを見せているのがよい。
・「青少年に見てほしい番組」に入っているが、青少年にとっては難しいし、重いのでは。易しい内容を入れて共感を誘ったほうがいいのでは?CMを見ても、中高年向けのものばかりで青少年が見るとは思えない。
・アンカーの役割に不満を感じる。もっとゲストに切り込んでほしいと思った。
・香港の「リンゴ日報」発行停止問題について、1時間近くを割いて掘り下げたことは称賛に値する。一つのテーマで1時間というのは、地上波にはなかなかできない。BS放送の特性を存分に発揮したと思う。
・コロナ問題は、地上波、BSとも、どの局も繰り返し取り上げていて、視る側としては正直食傷気味。しかし、人びとの生命と健康に直結する問題なので、送り手のメディアは視聴者を飽きさせてはいけない。だからこそ、工夫がほしい。そのなかで中国・武漢の「ウイルス研究所起源説」について、たっぷりと時間をとって展開したのは、とてもよかった。
・日曜午後7時という番組スタート時間は、NHKのニュース7と被る。冒頭からNHKではなく、BS朝日にチャンネルを合わせたくなる習慣づけの仕掛けがほしい。
・田村厚労大臣、甘利議員、二宮清純氏などゲストにインパクトがある。
・コロナが収束したら、第1波から第4波までどのように変わってきたのか、などこれまでの報道について総括・検証してほしい。
・ゲストによって視聴率は変わるのか?→テーマによって視聴率が変わっている。

 

※次回85回放送番組審議会は2021年10月29日(金)10時30分より開催予定。
※課題番組は「地球クライシス2021」です。

 

以上