放送番組審議会

BS朝日第89回放送番組審議会議事概要
BS朝日は、令和4年10月20日に、第89回放送番組審議会を開催しました。(2022.10.20)
開催日時 2022年10月20日(木)午前10時30分~12時
開催場所 BS朝日 大会議室 及び Microsoft Teams によるリモート開催
出席者

寺田委員長、安部副委員長、
青木委員、小西委員、佐藤委員、中町委員、野村委員、羽田委員

 

【会社側】
浜島代表取締役社長、佐藤取締役・番組審議会事務局長、
藤川取締役、阪本取締役、西村取締役・編成制作局長、
柴田執行役員編成制作局担当局長、水川執行役員営業局長、
有賀編成制作局次長兼編成制作ビジネス部長、井手上プロデューサー
(事務局)佐藤考査担当室長、渡辺番組審査室員

 

議題

(1)会社側より報告
(2)課題番組「そこに山があるから」講評
(3)次回日程および課題番組について
(4)民放連放送基準の改訂にともなう「BS朝日番組基準」の変更について
(5)その他

配布資料

(1)BS朝日主要単発番組一覧(2022年9月~11月)
(2)BS朝日スポーツ単発番組放送実績一覧(2022年9月~11月)
(3)2022年度上期(4月~9月)の番組種別の集計結果について
(4)BS朝日2022年10月基本編成表
(5)2022年10月度新番組概要
(6)2022年4月~9月 BS全国視聴データ 概要
(7)次回課題番組案
(8)民放連放送基準の改訂にともなう「BS朝日番組基準」の変更について
※2022年10月BS朝日番組パンフレット

講評

・テレビのメリットを活かした番組。普段ならいけない場所、見られない景色を体験できる。短い放送時間でも、山を登っている気分になれる。
・世の中で山登りが注目されている時に、山登りをしたいと思わせる番組は意義がある。
・過度な音や演出がないのが良かった。静寂を活かしたことにより、山での鳥の声や木の葉の音が聞こえる。
・山の映像に、登るルートの線が描かれる演出は、ワクワクした。イラストでの説明より良い。
・画像の色が良い。自然が主体の番組だと分かる。また、ドローンの映像が心地よい。スタッフが映りこんでおらず、カメラワークに感心する。
・初心者向けの配慮もしっかりあった。登山の難易度を考えると、山の選び方がいい。標高1000m前後、登山時間2~3時間と、適切な選択だと思う。
・金子さんが「親父と登った山」とおっしゃっていたが、家族や他の人と山に登ると、その人との距離が縮まる。一人で登る回だけではなく、誰かと登る回があってもよいのでは。
・エンディングの曲がとてもよかった。タイトルを知りたかったが、エンドロールになかったので、入れてほしい。
・出演者が若い。視聴者は中高年も多いと思うので、少しふさわしくない気もする。自分に近い年齢の人が山登りをしている方が、親近感がある。
・これから山登りを始めようとする人に対しての情報が少ない。HPの情報も充実していない。テレビとSNS、HPなどを組み合わせて、役立つ情報を提供してほしい。トイレはどうするのか? など、初心者には分からない疑問もあった。
・カメラマンらスタッフがどのように撮影しているのか、少し心配な部分もあった。危険はないのか、安全管理は、といった情報を知らせた方が良いかもしれない。

 

次回第90回放送番組審議会は2023年1月20日(金)午前10時30分より開催。
課題番組は「工藤阿須加が行く 農業始めちゃいました」です。

 

以上