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#141

美の饗宴「旧朝香宮邸」後編 ~めくるめく和製アール・デコの世界~

今回は東京都港区にある「旧朝香宮邸(東京都庭園美術館)」の後編をお送りします。朝香宮邸は、旧皇族である朝香宮家の本邸として建てられました。パリのアール・デコ博覧会に影響を受けた朝香宮ご夫妻は、本邸の建築にあたって、いち早くアール・デコ様式を取り入れた室内装飾を実現します。前編では、本場フランス人芸術家たちの作品が散りばめられた、絢爛豪華な1階部分を拝見。有名なルネ・ラリックのガラス工芸や、室内装飾美術家アンリ・ラパンの絵画など、まさに家そのものが美術作品の様相を呈していました。後編の今回は、“和製アール・デコ”の世界をお伝えします。夫妻の居室空間である2階の室内装飾は、主に皇室建築を多く手掛けてきた宮内省内匠寮が担当しています。彼らは本場フランスの華やかなアール・デコを取り入れつつ、随所に日本古来のデザインを融合させた独自の装飾美を生み出しました。例えば、日本の伝統的な青海波に千鳥のデザインを施したラジエーターレジスター。アール・デコと江戸小紋を見事に融合させたデザインで、宮家の生活空間全体を彩っています。フランスの美術家たちと、宮内省内匠寮の技師たちが織り成す“美の饗宴”は必見です。

360°画像

#141_二階広間 – Spherical Image – RICOH THETA

二階広間

#141_第一階段 – Spherical Image – RICOH THETA

第一階段

#141_姫宮居間 – Spherical Image – RICOH THETA

姫宮居間

取材先情報

東京都庭園美術館(旧朝香宮邸)
東京都港区白金台5-21-9 お問い合わせ先: 03-5777-8600 (ハローダイヤル)
TEL:03-3443-0201(代表)午前10時~午後6時
開館時間:午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
     ※庭園のみ公開の期間は、旧朝香宮邸(本館)と新館には入れません。
      東京都庭園美術館ホームページのカレンダーでご確認下さい。
休館日:毎月第2・第4水曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)、年末年始
入館料:展覧会によって異なります。詳細は東京都庭園美術館ホームページをご覧ください。
庭園入場料:一般100円(80円)、大学生(専修・各種専門学校含む)80円(60円)、
中・高校生・65歳以上50円(40円)
・( )内は20名以上の団体料金。
・小学生以下および都内在住在学の中学生は無料。
・身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・
被爆者健康手帳をお持ちの方とその介護者一名は無料。
・第3水曜日(シルバーデー)は65歳以上の方は無料。
※展覧会のチケットをお持ちの方は、庭園にもご入場いただけます。

※上記以外の情報については、公開出来ません。