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今回は福島県川俣町で熱帯の花・アンスリウムを作る谷口豪樹さんの元へ。就農5年目の谷口さんは驚きの新技術を使い、花を育てている。 谷口さんの農園の最大の特徴は新技術・ポリエステル媒地を使ったアンスリウム栽培! ポリエステル媒地の原料を知って工藤もビックリ。果たしてその原料とは!? さらに花の出荷作業は慎重な作業の連続。お手伝いする工藤も思わず「大変!」と音を上げそうに。 また、谷口さんが就農してから現在までには多くの苦労があった。2011年の震災の原発事故による風評被害から厳しい言葉をかけられたり、水やりに失敗し何度も花を枯らしたりした。それでも町の復興をアンスリウムに託し、今では年間5万本を出荷するまでに農園を成長させた。そんな谷口さんの就農のきっかけには義父とのある秘話があった。 番組の最後は、義父が栽培した蕎麦で蕎麦打ちに挑戦。あまりの美味しさに工藤爆食!
FILE32 川俣町を花の都に!新技術で成功 アンスリウム農家 今回、工藤阿須加がやって来たのは福島県伊達郡川俣町。就農5年目のアンスリウム農家・谷口豪樹さん(35歳)を訪ねる。妻と2人のお子さんと暮らす4人家族。谷口さんの農園「smile farm」の農地はハウスだけで約2300坪で、アンスリウムは年間約5万本を出荷!
さっそくハウスの中へ アンスリウムは、熱帯に生息するサトイモ科の植物。ハート型の「仏炎苞」が特徴で、春から秋にかけて開花する。イベントやプレゼントに使われることが多く「カリスマ」や「キャンディー」など、色によって名前が変わることから種類が多くなる。大きさによって1本300円~500円で販売され、1000円を超える物も! 谷口さんに、開花のサインを教えていただいた。
古着をリサイクル ポリエステル媒地とは? 2011年の震災で、川俣町は避難指示区域になり、土壌汚染の影響を受け土が使えない状況になったことも…。谷口さんは、土の代わりとして、近畿大学と徳島県の一般企業が共同開発した古着を使ったポリエステル媒地をアンスリウム栽培で利用している。他にはトマト、サトイモ、自然薯、イチゴなどにも利用できるとのこと! ポリエステル媒地には「水分量を一定に保ちやすい」「肥料の計算がしやすい」「連作障害が起きにくい」「半永久的に使える」といったメリットが!一方で、ポリエステルに根が絡むため、ほぐしとるのが大変なことがデメリットだという。
就農のきっかけは? 福島のゴルフショップに勤めていた谷口さん。義父・本田勝信さんが川俣町で農業を始めた時に、感化されたという。復興で何かしたいという気持ちもあり、アンスリウムを栽培するという声が上がった際に就農を決意。
アンスリウム農家 新規就農の苦労 手作業で水やりをしていた1年目は、枯らしてしまうことが多かったという。2年目からは、水分量をコントロールしやすいポリエステル媒地の特性を活かすことに。水やりの時間をオートメーション化して、枯らすことが少なくなったが、設備が壊れて失敗したこともあるそう。さらに、コロナ禍で売り上げが1/10になったことも…。
アンスリウム出荷のお手伝い 工藤がアンスリウムの出荷をお手伝い。収穫は、切り方を間違えると花が死んでしまう可能性もあり、緊張感が漂う作業。 初心者は1時間かかるという梱包は、水切りチューブを1本ずつ入れてクッションを敷く作業。アンスリウムは割れやすく注意が必要。工藤の作業を見た谷口さんは「めちゃめちゃセンスいい」と絶賛!
アンスリウム農家 就農と復興への思い アンスリウム農家としての苦労を語った谷口さん。「復興にも貢献できる。とにかく何があってもやる」との思いで続けてきたという。妻・範子さん(38歳)が谷口さんへの思いを述べた。
そば打ちに挑戦! 21歳から就農し、酪農・お米・小菊などを栽培する本田さん。昨年、そば栽培とそば打ちを始めたそうで、工藤はそば打ちを伝授していただくことに! 本田さんが谷口さんへの思いと農業の魅力を述べた。
自ら打った十割そば試食 工藤が自ら打ったそばと、農園で取れたもち米といちごで作ったスイーツを堪能!
<今回いただいた料理> ・十割そば ・いちご大福
就農5年目 谷口さんが思うこと 谷口さんが農業への思い、今後の展望を語った。
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今回は福島県川俣町で熱帯の花・アンスリウムを作る谷口豪樹さんの元へ。就農5年目の谷口さんは驚きの新技術を使い、花を育てている。
谷口さんの農園の最大の特徴は新技術・ポリエステル媒地を使ったアンスリウム栽培!
ポリエステル媒地の原料を知って工藤もビックリ。果たしてその原料とは!?
さらに花の出荷作業は慎重な作業の連続。お手伝いする工藤も思わず「大変!」と音を上げそうに。
また、谷口さんが就農してから現在までには多くの苦労があった。2011年の震災の原発事故による風評被害から厳しい言葉をかけられたり、水やりに失敗し何度も花を枯らしたりした。それでも町の復興をアンスリウムに託し、今では年間5万本を出荷するまでに農園を成長させた。そんな谷口さんの就農のきっかけには義父とのある秘話があった。
番組の最後は、義父が栽培した蕎麦で蕎麦打ちに挑戦。あまりの美味しさに工藤爆食!
FILE32 川俣町を花の都に!新技術で成功 アンスリウム農家
今回、工藤阿須加がやって来たのは福島県伊達郡川俣町。就農5年目のアンスリウム農家・谷口豪樹さん(35歳)を訪ねる。妻と2人のお子さんと暮らす4人家族。谷口さんの農園「smile farm」の農地はハウスだけで約2300坪で、アンスリウムは年間約5万本を出荷!
さっそくハウスの中へ
アンスリウムは、熱帯に生息するサトイモ科の植物。ハート型の「仏炎苞」が特徴で、春から秋にかけて開花する。イベントやプレゼントに使われることが多く「カリスマ」や「キャンディー」など、色によって名前が変わることから種類が多くなる。大きさによって1本300円~500円で販売され、1000円を超える物も!
谷口さんに、開花のサインを教えていただいた。
古着をリサイクル ポリエステル媒地とは?
2011年の震災で、川俣町は避難指示区域になり、土壌汚染の影響を受け土が使えない状況になったことも…。谷口さんは、土の代わりとして、近畿大学と徳島県の一般企業が共同開発した古着を使ったポリエステル媒地をアンスリウム栽培で利用している。他にはトマト、サトイモ、自然薯、イチゴなどにも利用できるとのこと!
ポリエステル媒地には「水分量を一定に保ちやすい」「肥料の計算がしやすい」「連作障害が起きにくい」「半永久的に使える」といったメリットが!一方で、ポリエステルに根が絡むため、ほぐしとるのが大変なことがデメリットだという。
就農のきっかけは?
福島のゴルフショップに勤めていた谷口さん。義父・本田勝信さんが川俣町で農業を始めた時に、感化されたという。復興で何かしたいという気持ちもあり、アンスリウムを栽培するという声が上がった際に就農を決意。
アンスリウム農家 新規就農の苦労
手作業で水やりをしていた1年目は、枯らしてしまうことが多かったという。2年目からは、水分量をコントロールしやすいポリエステル媒地の特性を活かすことに。水やりの時間をオートメーション化して、枯らすことが少なくなったが、設備が壊れて失敗したこともあるそう。さらに、コロナ禍で売り上げが1/10になったことも…。
アンスリウム出荷のお手伝い
工藤がアンスリウムの出荷をお手伝い。収穫は、切り方を間違えると花が死んでしまう可能性もあり、緊張感が漂う作業。
初心者は1時間かかるという梱包は、水切りチューブを1本ずつ入れてクッションを敷く作業。アンスリウムは割れやすく注意が必要。工藤の作業を見た谷口さんは「めちゃめちゃセンスいい」と絶賛!
アンスリウム農家 就農と復興への思い
アンスリウム農家としての苦労を語った谷口さん。「復興にも貢献できる。とにかく何があってもやる」との思いで続けてきたという。妻・範子さん(38歳)が谷口さんへの思いを述べた。
そば打ちに挑戦!
21歳から就農し、酪農・お米・小菊などを栽培する本田さん。昨年、そば栽培とそば打ちを始めたそうで、工藤はそば打ちを伝授していただくことに!
本田さんが谷口さんへの思いと農業の魅力を述べた。
自ら打った十割そば試食
工藤が自ら打ったそばと、農園で取れたもち米といちごで作ったスイーツを堪能!
<今回いただいた料理>
・十割そば
・いちご大福
就農5年目 谷口さんが思うこと
谷口さんが農業への思い、今後の展望を語った。