番組表
おすすめ情報
ピックアップ
広告
お知らせ
次回放送予定
元自衛官と元高校教師が農家に転身!おしどり夫婦が目指す持続型農業
今回は、熊本県
月野さんご夫婦が栽培するのは、通常の約3倍の太さになり
その形から「ダビデの星」と名付けられた肉厚なオクラ
2人の前職は公務員。陽さんは航空自衛官、亜衣さんは高校教師をしていた。
そんな中、陽さんの祖父と父が経営していた牧場の跡地を活用したいと思い就農を決意。
現在は年間200品目の野菜を育てる農園を経営している。
しかし2人の道のりは平坦ではなかった。1年目の年収はわずか62万円。
野菜がとれても売る場所がない、販売経路確保の壁にぶち当たる。
販売機会獲得のため2人が行ったのは、マルシェや移動カフェ。
さらに牧場の一角を加工場にして野菜を使ったお菓子も販売。
試行錯誤の末に、今では従業員を抱える農園にまで成長させた苦労人夫婦。
番組最後には月野さんご夫婦が育てたオクラを使った絶品のパスタを堪能!
果たしてそのお味は?




放送内容
父の計画から始まった就農! 夫婦で地域を盛り上げる栗農家
今回は熊本県山鹿市の農家、市原伸生さん・奈穂子さん夫婦の元へ。秋の味覚「栗」を栽培している。
市原さん夫婦は就農10年目。二人は東京で出会った。奈穂子さんは、伸生さんの“農業への夢”に共感し、結婚後に共に就農した。
実は伸生さんが農業を志したのには父からの影響があったという!父・幸夫さんは地域の農業が廃れつつある現状を憂いて、とある計画を立て、息子に託したのだった。
また、伸生さんたちは就農後、合鴨農法による稲作にも挑戦。当初は良い立地の田んぼを借りられず苦労したが、それでも熱心に農業に取り組む姿勢に周囲の農家も感心。信頼を得た今では多くの田んぼを借りて米作りに励んでいる。
番組最後は、伸生さんの弟でパティシエの勇生さんが作る絶品モンブランと、合鴨農法で育てた米を釜で炊いておむすびにして頂く。おむすびを握るのは奈穂子さん。
その美味しさに工藤も思わず唸る!




FILE56 父の計画から始まった就農!夫婦で地域を盛り上げる栗農家
今回、工藤阿須加がやって来たのは熊本県山鹿市。就農10年目の栗農家・市原伸生さん(36歳)と妻・奈穂子さん(39歳)を訪ねる。3人のお子さんと暮らす5人家族。伸生さんが農作業を担当し、奈穂子さんが販売を担当している。7つの畑を借り、合計約2haでおよそ500本の栗の木を管理している。さらに、約1.3haの田んぼでお米を育て、柿やシャルドネも栽培している。
父の計画からスタートした栗農家
子供の頃から自然が好きで、将来は農家になりたいと大学は農学部へ進学した。卒業後、流通を学ぶため東京の青果店へ就職。その後、奈穂子さんと農業を通じて惹かれ合い結婚した。
父・幸夫さんは、農家から農家高齢化で地域の農業が衰退していく問題を聞かされていたという。地域活性化のためには農業が重要という父の想いと、伸生さんの農業への想いが一致し、2013年に伸生さんの実家がある熊本県で新規就農を果たした。
栗の収穫をお手伝い
熟して落ちた栗を収穫。早めに落ちたものでも置いておけば熟すのだそう。拾った栗に「めっちゃデカイ!」と工藤も驚き!
新規就農後の苦労は?
最初は良い畑が借りられず、山の中の耕作放棄地で、枯れた栗の木を全部植え直すところからスタートした。栗は10年経たないと収穫量が多くならないため、それまでの生活は大変だったのだそう。
父の農業への熱い想い!
幸夫さんが「農業は可能性があり、特に里山の農業は最先端にいく」と熱い気持ちを語り、奈穂子さんは、色んな面でサポートしてくれる幸夫さんに感謝の気持ちを伝えた。
簡単!栗のイガ剥き機
収穫を終え、自宅の作業場へ。機械を通すとイガから栗の実が取れる、便利なイガ剥き機の作業をお手伝い。工藤は「おもろいっすね!簡単!」と述べた。
栗の選別作業のこだわり
軍手をはめて汚れを拭きながら、虫食いや腐れがないかを一個ずつ確認していく作業をお手伝い。良いものを取りたいという想いで、こだわりを持って選別作業をしているのだそう。
自然の力で育てる合鴨農法
合鴨に害虫などを食べさせる合鴨農法でお米を栽培している。一番の天敵のトビイロウンカを全部食べてくれるだけでなく、合鴨のフンが肥料代わりになり、雑草を食べたり踏み倒したりしてくれるので雑草も少ないというメリットがある。また、役目を終えた合鴨は食肉になるので、大きく育てるためにも麦を餌として与えることで補っているのだそう。合鴨の餌やりをお手伝いした工藤は、餌を取り合う合鴨の様子に驚いた!
合鴨農法を始めたきっかけは?
伸生さん自身が安全なものを食べたいという気持ちと、相良あいがもん倶楽部に入って合鴨農法を勉強させてもらったことがきっかけだった。
最初は山の中の借りた田んぼで稲作をしながら、先輩の田んぼで合鴨農法を学んだ。
お世話になった先輩農家の想いとは?
農地探しに力を貸してくれた先輩で、相良あいがもん倶楽部の代表・児玉馨志さん(78歳)に伸生さんとの関係と、伸生さんへの想いを伺った。
農地が広がり苦労したことは?
就農4年目からは1.3haの田んぼを管理することに!
農地が増えたことで苦労したことを伺うと、販売担当の奈穂子さんは、収穫量が一気に増えたことでどうやって販売するか悩んだそう。より多くの方にお米の味を知ってもらうため、おむすびの会を開催するなどの地道な努力があった。
栗と合鴨農法のご飯を試食!
幸夫さんが経営する洋菓子店「ricca」で、弟でパティシエの勇生さんが作ったモンブランをいただいた。こちらのモンブランは伸生さんが育てた栗を使用しており、年間2万5千個も売れる看板商品なのだそう!また、合鴨農法で育てたお米を釜で炊いた、大人気のおむすびを堪能!
<今回いただいた料理>
・モンブラン
・おむすび
<ricca>
・住所:〒861-0382 熊本県山鹿市方保田279-1
・電話:0968-41-9399
・公式サイト:http://ricca-yamaga.jp/
就農から10年 振り返って想うことは?
伸生さんが奥さんへの感謝の気持ちを、奈穂子さんがこれまでの想いを語った。
見逃し配信
番組概要
俳優業同様、農業に打ち込む 俳優・工藤阿須加 初冠番組!!
2回の特番を経て、この秋レギュラー番組に!

2021年から自分でも夢だった農業を本格的に始めた俳優・工藤阿須加が「農業をしている人たちの思いを知りたい!」と、農業転身者のもとを訪れ、実際に作業をお手伝い!
“イマドキ就農のリアル”に迫る「工藤阿須加が行く 農業始めちゃいました」。
これまで第1弾、第2弾を放送し、好評につきレギュラー化が決定! 工藤自身にとって初冠となる記念すべき番組が10月よりスタートします。
実は近年、農業へ転職する人が増えています。彼らはなぜ今、農業を始めるのか? イチから農業を始めるのは、かなり思い切った人生の決断。農業を職業にして初めて分かったこと・味わった苦労・得た喜び…。農業を愛する工藤だからこそ語ってもらえるホンネを聞き出し、【農家へ転身した様々な人の“就農のリアル”】に迫ります。
土に触れ、風を感じ、「命の糧」を育む。厳しくも優しい自然と対話しながら、「食物の尊い営み」を知る。そんな暮らしの基本が農業にはあふれています。現代人が失いつつある生きるヒントがこの番組にはたくさん隠されています!
【出演】
工藤阿須加
工藤阿須加 コメント
――「工藤阿須加が行く 農業始めちゃいました」がレギュラーになることへの感想、意気込み
これまでに2回特番をやらせていただき、農家の皆さんからの「見たよ」という反響がとても大きかったです。農家さんの思いや、日頃どういうことを考えて作業を取り組んでいるのか。いまはTwitterやInstagramなどSNSもありますが、そういうものを使いこなして発信する方がまだまだ多くないので、少しでも農業の魅力を伝える“場所”が増えることがうれしいと言ってくださったんです。そういう声を聞き、自分がやってきたことは間違っていなかったんだと思えました。農家のみなさんの思いを背負わせてもらえるのであれば、微力ですが農業の世界の“リアル”をなるべくまっすぐお伝えできるように頑張っていきたいです。

――特番をやっているとき、「これはレギュラー番組化できるんじゃないか?」と思った瞬間はありましたか?
それはないです(笑)。もともとレギュラー番組化するために取り組んできわけでなく、新規就農された農家さんがなぜ農業に興味を持ったのか、転職して農業を選んだ理由、家族のことをはじめ、いろんな問題を抱えながら一歩を踏み出せたきっかけなどを伝えていきたかったんです。番組をご覧になった方々から「こういう番組があってよかった」という反響があり、初めて「レギュラー化できたらいいな」と思ったんです。
――初の冠番組がレギュラー番組化されることの感想は?
いま実感しました(笑)。農業にまつわる番組で冠番組を持たせていただけることがすごく光栄で、感謝の気持ちでいっぱいです。改めて言われて、プレッシャーの方が大きくなっちゃいました(笑)。そうか…“冠番組”なんですね。これは大変です(笑)。どうしても専門用語はわかりにくいし、番組に登場してくださる方々の言葉のチョイスで伝わり方が違ってくるでしょうから、新規就農された方々の思いをなるべくストレートに伝えることが僕の役割だと思っています。この番組を100人の方が見てくれたとして、その中で1人でも「自分にとって心が動く番組になりました」、「この番組をきっかけに農業を始めることができました」という方がいてくれたらうれしいです。就農についていろいろな情報が発信できる素敵な教科書、一教材になればいいなと思っています。
――レギュラー版でやってみたいことはありますか?
就農して3年後の農家さんがどうなっているのか、5年後は? 7年後は?というのを追っていきたいです。それが新規就農を考えている方、目指している方にとっての教材、教科書になると思うんです。さらに番組を通して関わりを持てた方々と一緒に何かできたらいいなと思います。番組が続けばいろいろな可能性が出てくるかもしれないですね。
――レギュラー番組として、毎週の放送を楽しみにしている皆さんへメッセージをお願いします。
農家さんの現状や思いをなるべくストレートに伝えられるよう、僕自身も頑張っていきます! 農業の楽しさだったり、大変さだったりを伝えつつ、最終的には「でもやっぱり自然って大事だよな」ということを届けていきたので、ぜひお時間があれば、いやお時間がなくてもご覧ください!

【再放送のお知らせ】
11月25日(土)午後2:30~『400年続く農家の土地を守りたい!ベビーチンゲン菜農家に!』の再放送をお送りします。