番組表
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次回放送予定
帝京大学先端総合研究機構 副機構長 浅島誠
番組概要
自分流~“知”の探求者たち~
これは、志を持って『自分流』の探求をする人々に密着するドキュメンタリー番組です。
研究者・芸術家・アスリート・お笑い芸人・・・など、
世の中には多くの、何か一つの事に打ち込み探求する人々がいます。
その探求の花が咲いた時、探求の成果は、多くの人々の目に触れることとなりますが、
今、この瞬間も人知れず、辛く厳しい探求の日々を送っている人々が多く居ます。
そして、そこには我々が普段目にすることのない、熱い想いがあふれています。
この番組は、志のある探求を行う人々を毎回主人公として紹介。
今をときめく著名な人物から、これまで陽の当たることのなかった人物まで、その“熱い探求心” と“流儀”を取り上げる番組です。







1989年、ある日本人の研究が世界中の生物学者を驚かせた。
日本人の名は浅島誠。浅島が発見した『アクチビン』という物質は、当時「探しても見つかられない夢の物質」と呼ばれていたものだった。
生物の発生において、「1つの卵からどのようにして器官や臓器が作られるのか」、長年の謎だった。何かしらの物質が、受精卵が細胞分裂していく過程でそれぞれの器官になるように誘導しているに違いない。そう説いたのは、ノーベル賞を受賞したドイツの発生学者、ハンス・シュペーマン。1924年のことだった。
その発表から、世界中の研究者がその物質を探したものの、誰も見つけられない。いつしか、誰もが探すことをやめてしまった。
そんな中、浅島は熱い情熱で真実をみつけようと研究に打ち込み続けた。
そして、18年の時をかけ、細胞の分化を誘導する働きを持つ誘導物質がアクチビンというたんぱく質の一種であることを突き止めたのだ。これによって一つの細胞から生物の筋肉や器官が作り出される仕組みが解明されることとなった。
その後浅島は、アクチビンにより20以上にもおよぶ器官や臓器を作り出すことに成功し、現在の再生医療の基盤を作った。
浅島は今、社会的課題を解決することを目的として新たに設立された「帝京大学先端総合研究機構」の副機構長として活動している。
不屈の精神で研究を続け、大きな功績を残した浅島誠。彼がこれから目指す先とは。