次回放送予定

お化け屋敷プロデューサー 五味弘文

恐怖を楽しむエンターテイメント・お化け屋敷。その第一人者として、活躍し続けるお化け屋敷プロデューサー・五味弘文(65)は、この道30年、これまで全国100ヶ所を超える施設でお化け屋敷を開催してきた。五味の持ち味は、“ストーリー”と“ミッション”を設けること。没入感のある演出で子供から大人まで楽しめるお化け屋敷を作り上げてきた。
 
長野県茅野市で生まれた育った五味。小学生の頃、自宅に即席のお化け屋敷を制作し、人を怖がらせる快感を覚えた。大学進学と共に上京してからは、演劇の道へのめり込む。卒業後は就職せず、自身の劇団を立ち上げ演劇活動を続けるも、その稼ぎでは食べていけずアルバイトで食いつないだ。
転機が訪れたのは、34歳の時。アルバイトをしていたイベント制作会社でお化け屋敷の企画に参加すると、五味の案が採用されたのだ。当時、お化け屋敷といえば機械仕掛けのお化けが登場する演出が主流だったが、五味の企画はキャストをふんだんに使い、人がお化けを演じて怖がらせるという演出だった。イベントは大盛況に終わり、お化け屋敷プロデューサーとしての人生を決定付けるものとなった。
 
東京ドームシティアトラクションズの施設「怨霊座敷」。今夏、リニューアルに伴い、五味が新たな演出を加えたお化け屋敷をつくることとなった。それは、最新の映像技術を使った斬新なものだという。これまでにない“恐怖”で、お客を楽しませる方法を模索し続ける、五味弘文に密着した。

番組概要

自分流~“知”の探求者たち~

これは、志を持って『自分流』の探求をする人々に密着するドキュメンタリー番組です。

研究者・芸術家・アスリート・お笑い芸人・・・など、
世の中には多くの、何か一つの事に打ち込み探求する人々がいます。
その探求の花が咲いた時、探求の成果は、多くの人々の目に触れることとなりますが、
今、この瞬間も人知れず、辛く厳しい探求の日々を送っている人々が多く居ます。
そして、そこには我々が普段目にすることのない、熱い想いがあふれています。

この番組は、志のある探求を行う人々を毎回主人公として紹介。
今をときめく著名な人物から、これまで陽の当たることのなかった人物まで、その“熱い探求心” と“流儀”を取り上げる番組です。