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#40

「竹の里の門松作り」(山梨県身延町)

今回の「みらい遺産」を紹介してくれるのは、
山梨県身延町にある竹炭企業組合の片田一弘さん(72歳)。
師走は、身延の竹を使った門松作りで大忙しです。

山梨県の南西部に位置する身延は、
富士川が流れ、江戸から明治時代にかけて物流の中継点として栄えた町です。

かつてここは、竹の里として知られていました。
人々は温暖な気候によって育まれる良質な竹で籠や竹細工を作ったり、
春にはタケノコを穫ったり…竹林を「宝の山」として大切にしていました。

しかし戦後、竹製品の需要が減り、高齢化もあって管理に手が行き届かなくなると、
山は次第に荒れていきました。
町の人々は荒廃した竹林をかつての姿に戻すため、立ち上がります。
様々な仕事を退職した人々が集まり、門松づくりが始まったのです。

鮮やかな緑色の真竹で作られる門松。片田さんが門松作りに寄せる想いとは・・・。