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#44

「渋温泉の名物喫茶」(長野県下高井郡)

今回の「みらい遺産」を紹介してくれるのは、
長野県下高井郡の渋温泉で珈琲屋を営む一山春子さん(91歳)。
温泉街の路地裏に佇む珈琲屋「信濃路」で、
春子さんは半世紀に渡ってこだわりの珈琲を淹れ続けています。

長野県の北東部に位置する渋温泉は、周囲を山に囲まれた雪深い地。
小さな街の中には歴史ある宿が密集して立ち並びます。
1300年前に開かれたという温泉は、豊富な湯量を湛え、
街の中には9つの外湯(公共浴場)が点在しています。

そんな温泉街に生まれ育った春子さんの暮らしの中には、常に温泉がありました。
幼い頃は外湯の脱衣所を遊び場にし、今でも毎日欠かさず朝湯に通います。

半世紀にわたり、様々なお客さんを温かいおもてなしで迎えてきた、春子さん。
いま、渋温泉に寄せる想いとは・・・。