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#156

まっすぐつくる(香川県三豊市山本町)

今回みらい遺産を紹介してくれるのは、香川県三豊市山本町の柄物職人、
大西正文さん(68歳)。
柄物職人とは、農道具の柄(持ち手の部分)を作る職人。今や四国では大西さん唯一人です。

農道具の柄は、少しでも曲がっていると安定せず、長持ちしません。
そのため、大西さんのこだわりはとにかく“真っすぐ”に仕上げること。
1本1本、材料を見極めながら真っすぐに削り出しています。
その妥協なき職人技は数多くの農家を支え、今も注文が絶えません。

大西さんは最近、妻の美佐子さんと共にその職人技を使った“うどん麺棒”作りを
新たなに取り組んでいます。なぜ“うどん麺棒”をつくり始めたのか?
柄物職人の技を継承する大西さん夫婦の想いとは?