放送番組審議会

BS朝日第3回 放送番組審議会の概要
BS朝日では、平成13年6月8日に、第3回放送番組審議会を開催いたしました。第3回審議会では、「BS朝日スペシャル」についてご意見を伺いました。(2001.7.19)
開催日時 平成13年6月8日(金)午後0時30分~2時30分
開催場所 BS朝日9階会議室
出席者

委員総数7名 出席委員6名
出席委員:近藤委員長、和田副委員長、桂委員、北野委員、佐々木委員、長谷川委員(欠席:加藤委員)
(会社側出席者:小田社長、斎田専務、安藤常務、高田執行役員データ放送事業局長、高橋執行役員編成制作局長、森執行役員放送番組審議会事務局長、福島編成専任局長、斎藤制作専任局長、玉報道専任局長ほか)

議題

(1) 課題について意見交換「BS朝日スペシャルについて」
(2) 次回の開催・議題および課題番組について

配布資料

(1) BS朝日放送番組審議会委員名簿
(2) BS朝日放送番組審議会規程(案)
(3) BS朝日放送番組基準(案)
(4) 日本民間放送連盟放送基準解説書1999
(5) 2000年12月BS朝日番組発表資料
(6) BSデジタルデータ放送ご説明資料
(7) BS朝日第2回放送番組審議会日程・議題および課題番組(案)

講評

課題番組「BS朝日スペシャル」について、会社側より番組の狙い、これまでの編成作品について説明を行ったのち、委員により次のとおり合評を行った。

(番組全体について)
・ 「これがBS朝日スペシャルだ」という統一感が薄い。
・ 1時間50分最初から最後まで見るのは辛いのではないか。
・ 40代がメインターゲットと言う割には、取り上げる人物の年齢が高すぎる。

(個別作品について)
・ 「南米ギアナ高地」や「南フランス染五郎ホテルを巡る歴史の旅」のような紀行ものはハイビジョンの特質がよく出ている。
・ 「山田洋次の北朝鮮」は掘り下げが浅かった。
・ 「黒柳徹子」は、余り知られていない舞台女優としての一面が見られてよかった。
・ 「大島渚」は、大島監督の怒りがあまりいい印象を受けなかった。
・ 「安達●子/●=瞳の“目”が“日”」は、父との確執の理由が十分伝わってこなかった。
・ 「中曽根康弘の執念」は、人間・中曽根を掘り下げていて興味深かった。
・ 「宮尾登美子」も興味深く見ることができた。
・ 「薬師寺」「沈壽官」は、すでに他社で取り上げられた題材ではあるが、よくできていたと思う。