放送番組審議会

BS朝日第8回 放送番組審議会議事録
BS朝日では、平成14年6月7日に、第8回放送番組審議会を開催いたしました。第8回審議会では、「人権擁護法」「個人情報保護法」両法案に反対する声明について、および「スポーツの世紀」についてご意見を伺いました。(2002.7.18)
開催日時 平成14年6月7日(金) 午後1時00分~3時00分
開催場所 BS朝日9階会議室
出席者

委員総数7名 出席委員7名
出席委員 :近藤龍夫委員長、若林覚副委員長、
北野亨委員、近藤大博委員、佐々木喜美代委員、玉生弘昌委員、水口章委員

会社側出席者 : 9名
岡正和代表取締役社長、
岡村雅宣常務取締役、山本建夫常務執行役員営業局長
福島基之執行役員編成業務局長、
大軒由敬執行役員編成業務局長補佐兼制作データ部長、
松尾好章執行役員放送番組審議会事務局長、
斎藤裕彦制作データ部長補佐、宮崎敏博プロデューサー、
安江伸夫編成業務部副部長

 

議題

(1)「人権擁護法」「個人情報保護法」両法案に反対する声明について
(2) 課題番組「スポーツの世紀」について意見交換

配布資料

(1) 法案をめぐる各放送局の動向など
(2)「スポーツの世紀」関連資料

講評

(1)「人権擁護法」「個人情報保護法」両法案に反対する声明について

・ 声明の内容について、全委員より改めて承認が得られた。
・ 言論表現の行き過ぎを自主規制出来るか、メディア自身による相互チェックが重要。
・ 両法案に加え青少年有害社会環境対策基本法案についても、行方を見る必要がある。

(2)「スポーツの世紀」(「原色の風景」と「KIRIN WORLD SOCCER」)について意見交換

・ 一つの時間枠で、ブランドの違う二つの番組を同時並行的に放送することに疑問。
・ 「原色の風景」: 優れたドキュメンタリーだ。個人の人間模様に徹底的して焦点を絞り、人生を描くのが望ましい。
・ 「KIRIN WORLD SOCCER」: スタジオの喋りの部分は、ラジオの深夜放送にも似て面白いが、果たしてBSデジタルでやる必然性があるのか疑問。コメンテーターを並べすぎる嫌いがあり、話の中身が散漫になっている。
・ 字幕スーパーの文字情報が多く、また文字自体が小さいのが気になる。