放送番組審議会

BS朝日第20回 放送番組審議会議事録
BS朝日では、平成17年6月17日に、第20回放送番組審議会を開催いたしました。(2005.9.20)
開催日時 平成17年6月17日(金)午後1時00分~3時00分
開催場所 BS朝日8階大会議室
出席者

16名
委員会出席者 : 委員総数7名 出席委員7名
近藤龍夫委員長
若林覚副委員長
近藤大博委員
玉生弘昌委員
水口章委員
吉永春子委員
野村敦子委員

 

会社側出席者 : 9名
神村謙二代表取締役社長、明石光司取締役編成制作局長
森藤信執行役員営業局長、鍋島進二執行役員放送番組審議会事務局長
桑原弘之編成制作局局長待遇、佐藤克美編成制作部長、安江伸夫編成制作部副部長
木村祥隆編成制作部プロデューサー、有賀史英編成制作部プロデューサー

 

議題

(1) 課題番組「賢者の選択(55分番組;毎週土曜日午前10時~)」について諮問

配布資料

(1) 課題番組関連資料
(2) 編成関連資料

講評

(1) 内容面で満足。企画や人選は良い。経営者というものは、世の中を動かす秘訣、起業の経緯など、自分を表現するのに分かりやすい話をするものだと感心した。
(2) 大学の就職活動や、社会人向け大学の素材に使える。起業家が、どんな苦しみをして、どんな経験をしてきたか分かる。ビデオ化など検討できるのではないか。
(3) インタビュアーについて。福岡氏や蟹瀬氏は「質問が簡潔で良い話を引き出している」。一方で「突込みが甘い」との指摘も。
(4) もっとゲストの話を聞きたい。もっと人間味のある話が聞きたい。心に突き刺さったり、こだわるところには、時間をとってじっくり聞いて欲しい。社員、取引先、ステークホルダーに対して行うなど、ゲストに多面的アプローチをして欲しい。メインコーナーの「賢者」の部分をもっと充実させたほうがよい。「企業クローズアップ」の部分とダブる。二つのコーナーを合体させたらどうか。
(5) インサートVTRを多用するなど映像を強化すべき。「映像を見ないでも耐えられる」ラジオでしゃべるような内容になってしまっている。
(6) 「賢者」という言葉は、適当だろうか疑問を持つ。「勝ち組」は「賢者」だろうか。
(7) 日曜日19時は、家族みんなでテレビを見る時間帯だ。茶の間の話題に相応しい人を中心にゲストを選んだほうがよいのでは。
(8) 司会の吉澤一彦氏が、少々あせっている印象を受ける。一手に引き受けて、番組を回している。ゲストも吉沢さんに飲み込まれてしまっているイメージがある。
(9) 番組構成で、「年譜」の部分が分かりやすい。一方でさらに、人生の分岐点、キーワードを明示するなど、途中から見た人にもよく分かるような組み立てが望ましい 。