放送番組審議会

BS朝日第26回 放送番組審議会議事録
BS朝日では、平成18年12月8日に、第26回放送番組審議会を開催いたしました。(2007.1.17)
開催日時 平成18年12月8日(金)午後12時50分―2時30分
開催場所 BS朝日8階大会議室
出席者

15名
出席委員:委員総数7名
近藤龍夫委員長、若林覚副委員長、玉生弘昌委員、水口章委員、
近藤大博委員、吉永春子委員、野村敦子委員。

 

会社側出席者:8名
神村謙二代表取締役社長、明石光司常務取締役、伊藤暢生取締役、
桑原弘之執行役員 放送番組審議会事務局長、岡田亮編成制作部長、
吉野実放送番組審議会事務担当、 大竹睦プロデューサー、有賀史英プロデューサー

 

議題

課題番組「FooDictionary」(55分番組、毎週木曜日午後10時~)の 諮問

配布資料

(1) 課題番組関連資料
(2) 編成関連資料

講評

(1) 全体的に好印象。いい意味でも悪い意味でも、解説の山本益博さんの存在感が強い。知識があり語り口もいいが、ちょっと“スパイス”が強いという感じも。もう少し主婦の目線が欲しいと思った。
(2) 私は料理番組がとても好きで色々見ているが、とても良い番組だ。司会の望月理恵さんは食べ方にとても品があり、番組がとても映える。キャッチフレーズもよく、番組コンセプトであるよい料理辞典が作れるのではないか。
(3) 非常に面白い。食材のえり好みがやや気になったものの、ウナギ、スイカ、サンマなどの食材をテーマに進める構成がとてもよく、軽妙洒脱、エスプリに富んでいる。
(4) 面白くてよくできた番組。キーワードを出して進める番組構成、使われている音楽などとても好感を持った。料理番組は、ややもするとコメントが陳腐になりがちだが、司会の望月さんのコメントはよく、それでいて出すぎていなくてよい。
(5) 番組コンセプト通り、よい本ができるのでは。完成したら一冊買いたい。例えばリンゴというテーマで1時間もつのかと心配したが、飽きさせない。山本さんの人脈と知識だろうか。職人は話すととても面白い。
(6) 構成、テーマ、展開、キャスト、映像すべてに優れている。「余韻」が残る番組だから良いのではないか。あの店に行きたい、食べてみたいという気持ちになった。ただ、テレビでは味や香りは伝わらないので、もう少し言葉にしてほしいと思った。
(7) 私は料理番組のプロだと思っているが、これまでにない良い番組だ。CMもよく、 全体の流れが途切れない。1時間が大変短く感じ、退屈しなかった。食の話は皆が 嫌がらない。山本さんと望月さんのキャスティングも成功していると思う。