放送番組審議会

BS朝日第34回 放送番組審議会議事録
BS朝日は、平成20年12月5日に、第34回放送番組審議会を開催しました。(2008.12.5)
開催日時 平成20年12月5日(金)午後0時50分-2時
開催場所 BS朝日大会議室
出席者

出席委員:
近藤委員長 
若林副委員長、近藤大博委員、玉生委員、永澤委員、野村委員、水口委員、吉永委員
会社側出席者:
神村代表取締役社長、明石常務取締役編成制作局長、伊藤取締役、川島編成制作局次長兼編成制作部長、有賀編成制作部副部長待遇(プロデューサー)(事務局) 沖放送番組審議会事務局長、佐藤編成制作部編成業務担当部長

 

議題

【1】 会社側より報告

(1)
会社収支状況(神村社長)
(2)
スポーツ単発、9~12月主要単発番組報告(神村社長)
(3)
BSデジタル普及状況、BSパワー調査報告(明石常務)

【2】 前回課題番組「鳥越俊太郎 医療の現場!」について報告(有賀プロデューサー)

(1)
鳥越氏との打ち合わせ、収録後の反省会をこれまでより入念に行うようにした
(2)
客観的情報を多めに入れるようにした
(3)
サブコーナーの唐突感を減らすよう、極力メインコーナーと同じようなネタにするようにした
(4) 病気の治療法だけではなく、地域医療問題など幅広く取り上げて行きたい
(5)
視聴者層が主に50歳以上の方なので、テロップの文字を大きめにするとか、関心が高い疾病についてはシリーズ化するなどとして訴求力を高めたい

【3】 課題番組「しあわせドキュメント 結婚までの一週間」講評
<川島編成制作部長(プロデューサー)から番組の狙いなどを説明>

(1)
結婚という人生のドラマはわが事のように引き込まれる。よくできている
(2)
今後ネタが集まるのか、どう続けていくのかが課題
(3)
高橋克実氏のナレーションが温かみがある
(4) 国際結婚をした花嫁の父親の表情の捉え方が見事
(5)
30分はあっという間。他人の「人生の出発点」を気軽に見られるのはいい
(6)
数年後に「その後どうなったか」が気になる
(7)
19歳上の男性と結婚した花嫁の「人生はチャレンジ」という言葉が印象に残った
(8)
結婚式の模様がみな同じに見える。地域ごと独特の風習や、在日外国人の結婚など違った結婚式もみたい
(9) なぜBS朝日でやるのか、という狙いが見えない。番組の狙いが不明確
(10)
まとまりがいいが、余りに予定調和的
(11)
例えばハンディキャップを背負った人なら、どのようにマイナスを乗り越えて行くのか、の覚悟があるはずだが、そういった突っ込みが足りない
(12)
普通の結婚式でも、今は結婚式前の模様を追ったビデオを当日流している。結婚式の模様もありきたりで、何の感動もない。もっと人間模様を
(13)
もっと深く掘り下げることが必要。波乱万丈のドラマとか、あるいは制作サイドとの軋轢などもそのまま見せてしまうような工夫を。
(14)
「山田まりや」編でも舞台俳優として活躍する草野徹氏をもっと追ったほうがよかった

【4】 次回日程および課題番組について(「しあわせロハス」)
【5】 2008年度年末年始編成について報告(川島編成制作部長)