放送番組審議会

BS朝日第48回 放送番組審議会議事録
BS朝日は、平成24年7月20日に、第48回放送番組審議会を開催しました。(2012.7.20)
開催日時 平成24年7月20日(金)午後1時00分~2時15分
開催場所 BS朝日大会議室
出席者

近藤委員長
若林副委員長、近藤大博委員、玉生委員、中井委員、水口委員、吉永委員

 

会社側出席者:
風間代表取締役社長、木下専務取締役、塚本常務取締役、壹岐取締役営業局長、
岡田常務執行役員編成制作局長、山田常務執行役員編成制作局専任局長、
江頭編成制作部長、岡田事業担当部長(プロデューサー)、
江野報道・企画担当副部長(プロデューサー)

 

(事務局)
佐藤番組審査部長、井手上番組審査部員

議題

【1】 会社側より報告
【2】 前回課題番組「いま世界は」について報告
【3】 課題番組「美味しさの物語 幸福の一皿」講評
【4】 次回日程および課題番組について
【5】 その他

講評

・ 特色ある良い番組だと判断します。吉右衛門さんの深みのあるまとめも素晴らしい。
・ 対立構成は番組を見ている家族で話題になるので良い。
・ 「技」の継承の意味を投げかけている。
・ 「~らしさ」が良く出ている、「日本らしさ」「とんかつらしさ」など
・ 番組上、「道を極める人物」がナビゲーターをする意味がある。

・ 映像が良い。
・ 店や料理、そしてそれにまつわる物語など下調べが大変だと思うが良くやっている。

・ 優れた食文化番組だと思う。
・ 吉右衛門さんの登場シーンのテーブルセッティングと扱っている料理が合っていない。
・ やはりエンディングで吉右衛門さんが何も食べない、何も飲まないのは頂けない。
・ 高級ですました店ではなく、安い価格の店を扱うべき。
・ 庶民の見方となる番組であってほしい。

・ 人間ドラマが面白く拝見した。
・ 立ち食い蕎麦など隠れた名店も扱っていて良く調べている。

・ 取材対象を選ぶのが大変だと思う。
・ 吉右衛門さんが変に「料理通」ではないのがさっぱりしていて、
「とんかつがこんなに深い料理とは思わなかった」など自然と出てくる言葉が良い。
・ 「宣伝」か「情報」か分からなくなりがちだが、ジャーナリズムの精神を持って欲しい。

・ 良質な番組。料理の作り方や素材へのこだわりが押し付けがましくなく、
しかし料理の歴史、由来もちゃんと抑えていて物足りなさもなく、
そこそこの満足感を得ることができる番組。
・ 視聴者層も高いと思うが、その期待に応える深堀した情報もある。

・ ナビゲーターは「人生の至福の一皿」を紹介するのに最適な人選だと思う。
・ 料理から紡ぎ出される物語も丁寧に描かれている。
・ 「○○(料理)研究家」も番組のエッセンスにうまく活用されている。
・ 書籍など多面的な活用もできる内容かと思いますので、今後の展開に期待します。

【6】 次回日程(第49回・10月19日<金>)および課題番組について
(「歴史発見 城下町へ行こう!」)