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#387

沖杉大地 ZERO株式会社 代表取締役

大学時代に途上国をめぐった経験から食品ロス削減に取り組むようになった沖杉。そ
んな彼が作ったのが無人の販売機「食品ロス削減BOX fuubo(フーボ)」。
日本の独特な商習慣のために、賞味期限まで十分な日数を残しながら、納品できなくな
った食品を格安で買取り、全国に設置したfuuboで定価の3~9割引、時に無償で提供
している。食品販売の利益はほぼ0だが、想定通りと語る沖杉。
企業にSDGs実践を促し、食品販売からの売上が0でも成立する奇跡のビジネスモデル
とは一体どんなものなのか?

 

おきすぎ だいち

1988年2月 栃木県生まれ。
 
早稲田大学在学中に休学し、バックパッカーとして世界中の途上国のスラムを歩く。
帰国後、大手旅行会社に就職するも、食品ロス削減と地球の貧困をなくすビジネスへの
思いは強く、2017年に起業。「みなとく株式会社」を設立し、さまざまな食品ロス削減
に取り組み、2021年「fuubo」を開発。翌2022年には大学時代からの友人であり投資
分野で活躍していた四辻弘樹が参加し、共同代表となって、fuuboのビジネスに特化した
ZERO株式会社を設立した。