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#386

堤 卓也 株式会社 堤淺吉漆店 専務取締役

お椀や重箱を鮮やかに彩り、カビにも強い漆が消滅の危機に瀕している。
京都で100年以上続く漆屋の4代目の堤は、漆を未来に残すために立ち上がった。
漆の魅力を伝える普及活動を行い、自分の趣味であるサーフィンのボードに漆を塗るという斬新な方法で若者にアピール。
さらに、自分たちで漆の森を育てるプロジェクトも立ち上げた。
堤が目指す、「漆と共に作る未来」とは?

 

つつみ たくや

京都府生まれ
北海道大学農学部を卒業後、他業種を経て 2004 年から家業に従事。
漆の木から採れる樹液を精製して黒や朱の漆を作り販売。
一方で、漆の生産量の減少に危機感を感じ、漆の魅力を伝える普及活動を行っている。