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ディア・マイ・フレンズ

国民の母、アカデミー賞助演女優から、トップスターまで。贅沢すぎる豪華競演!

 シニア世代を主役にした「ディア・マイ・フレンズ」はベテラン名優たちが一堂に会した贅沢なドラマ。作家の娘ワンに、自分の友人たちの話を書くよう勧める母ナンヒを演じたコ・ドゥシムのサバサバした魅力に、まず目がいきます。彼女は本作の脚本家ノ・ヒギョンの2004年の作品「花よりも美しく」で認知症の母親を演じて、KBS演技大賞を受賞(この年は何とMBC演技大賞も受賞!)した、誰もが認める“国民の母”。

 ナンヒと仲違いした友人ヨンウォン役のパク・ウォンスクは、孤独な女優という役柄が、一人息子を事故で亡くした彼女自身と重なって身につまされます。そんな2人の先輩チュンナムに、映画「ミナリ」でアカデミー賞助演女優賞を受賞したユン・ヨジョンが扮し、独り身の高齢女性の心情を好演。そして、ノ・ヒギョン作品常連ナンバーワンのナ・ムニが、70歳過ぎてモラハラ夫からの解放を望むジョンア役で円熟味ある演技を披露しています。

 さらにもう一人の“国民の母”キム・ヘジャが、ジョンアの親友で認知症を発症するヒジャ役で出演。彼女の次の出演作が「まぶしくて-私たちの輝く時間-」だということを考えると、繋がりを感じずにはいられません。また、ナンヒの口の悪い母サンブン役のキム・ヨンオクも「まぶしくて」に出演していましたね。

彼女たち6人の名優のほか、「その冬、風が吹く」や「大丈夫、愛だ」で脚本家と組んだ縁からチョ・インソンが特別出演したことにも注目です。ほかにも豪華な出演者が多数揃った贅沢な一作となりました。