BS朝日

放送内容

#240「元気いっぱい!もりのこえん ~里山ようちえんから広がる元気の輪~」

山口県山口市上天花町…豊かな自然に囲まれた山間の町です。
人口はわずか51人、過疎・高齢化が進む地域ですが、毎日子どもたちの元気な声がこだまします。上天花町を元気にしているのは、森のようちえん「もりのこえん」の子どもたち。町の古民家を拠点に活動する保育施設で、モットーは「毎日外遊び」。暑くても、寒くても、雨が降っても…子どもたちは近くの山や川に繰り出し、里山を学び舎に元気いっぱい遊びます。
 
もりのこえんの始まりは6年前、20代から子育て支援活動を行ってきた井出崎小百合さん(53)が「子どもたちが自分で考え行動できる場を作りたい」との思いから立ち上げました。当初は山口市内の公園や広場を遊び場に活動をしていました。しかし、街の人や施設の管理人から「子どもたちの遊ぶ声がうるさい」「木登りは危ない」といった声をもらうことも多く、子どもたちがのびのびと遊ぶ事を受け入れてくれる場所を求めて、市内を転々とする日々が続きました。そして3年が経った頃、知人の紹介から上天花町の人たちと出会い、新たな拠点とすることが決まります。
 
もりのこえんが来たことで上天花町にも変化が…。これまで静かだった地域に賑やかな声が響くようになり、あいさつやおしゃべりなどのふれあいも、町の人たちにとって大きな楽しみになりました。もりのこえんの行事があれば町の人たちも一緒に加わり、もりのこえんの人たちも地域の行事に参加します。
 
豊かな自然の中でもりのこえんの先生や町のおじいちゃん、おばあちゃんたちに見守られながら日々大きくなっていく子どもたち…。その元気が里山いっぱいに広がっていきます。