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#230

「一箱古本市」

夏目漱石や森鴎外も暮らしていた東京の下町、谷中・根津・千駄木エリア、通称「やねせん」のお寺に、たくさんの本好きが集いました。ひとり段ボールひと箱分の古本を持ち寄り販売する「一箱古本市」、この日だけ古本屋の店主になれると人気の催しです。店主が選び抜いたひと箱は、それぞれの個性が凝縮されています。2005年に始まり今年が23回目、「やねせん」の風物詩となっています。