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#50

「氷の森の祭り」(岐阜県高山市)

岐阜県高山市。御岳山の山裾にある朝日町・秋神地区の冬の風物詩が、「氷祭り」。
県外からも多くのお客を集める、山村の一大イベントです。
今回、「みらい遺産」を紹介してくれるのは、
この集落で温泉旅館を営む、に生まれ育った小林 繁さん(78歳)。
40年ほど前、家族でこのイベントを始めました。

祭りの主役は、無数の氷柱や氷のカーテンからなる、氷の森です。
荘厳な森は、夜にはライトアップされ、幻想的な風景を生み出しています。

毎年、小林さんが、秋神川源流から引いた水を、樹木や岩に少しづつ放水。
徐々に凍らせ、2カ月かけて造っています。

雪に閉ざされ、観光客の姿も減る冬に、故郷の村を盛り上げるべく、
厳冬期の山村で、氷の森を造り続ける小林さんの想いとは?