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#146

手仕事のぬくもり 猫ちぐら(新潟県関川村)

稲作が盛んな関川村では、冬の農家の副業として、ゴザやおひつなどの藁細工が伝わってきました。今回の「みらい遺産」を紹介してくれるのは、藁細工の民芸品“猫ちぐら”の作り手、伊藤マリさん(69歳)。
この地で子守用の藁かごとして作られていた“ちぐら”を元に、大正時代に猫用の寝床を作ったのが、“猫ちぐら”の始まりと言われています。ひとつ約1週間かけて丁寧に作られる猫ちぐらは、手作りならでは温かみと美しさが評判となり、今では注文してから三年半待ちの人気です。
村人たちが編み上げる、ぬくもり溢れる猫ちぐら。伊藤さんが寄せる想いとは・・・?