お知らせ

【放送日時】
2018年9月17日(月)あさ7:00~7:55 放送

番組概要

父は語った…黒部ダムは奇跡の塊だ
映画「黒部の太陽」公開から50年
名優と謳われた父の思い出と足跡を 娘・三船美佳が辿ります

長野・富山の3000m級の山岳を貫く「立山黒部アルペンルート」。日本最大規模の黒部ダムや立山の雄大な山並みを間近に楽しめる北アルプスを代表する山岳リゾートです。映画『黒部の太陽』で描かれたように、巨大ダムの建設は世紀の難工事といわれた苦闘の連続でした。
旅人はこの場所に特別な思いがある三船美佳と、信州出身の俳優・田中要次。三船美佳は、主演を務めた父・三船敏郎から『黒部の太陽』は最も印象に残っている映画の一つで、難工事の中で水があふれるシーンは命がけだったと聞いていました。『黒部の太陽』は公開から50年。ダムでは記念の特別展示もあり、三船美佳は父の足跡を辿る中で言葉にならない感慨を抱きます。田中要次は、三船の旅の案内人を務めると共にミニコーナーで大町市のおすすめグルメや宿などもご紹介します。
黒部に行くには、珍しい乗り物に乗ります。一見するとバスに見える「トロリーバス」。長野側の運行は大町市~黒部ダム間6.1キロ。ダム建設のために掘られた工事用トンネルを走ります。このトロリーバスは今シーズンを最後になくなります。かつては東京や大阪などの街中でも走っていましたが、今では立山黒部アルペンルートでしか見ることも乗ることもできません。トロリーバスの最後の夏を追いながら、夏でも雪が残る神秘的な池や立山連峰の絶景をたっぷりとご覧いただきます。

【主な内容】
・三船美佳がたどる父の思い出の地
・黒四ダム建設の歴史とエピソード
・トロリーバス最後の夏
・普段は歩けないトンネル内、「破砕帯」を歩く
・黒四ダム、後立山連峰、みくりが池の絶景・大パノラマ
・田中要次の大町グルメ・探索ガイド など