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    #46

    春爛漫 桜の名所めぐり

    4月といえば桜、そしてお花見の季節。
    京都にも桜の名所が多くあり、沢山の人達の目を楽しませてくれます。そんなこの時期にお送りするのが、いにしえの時代より親しまれてきた桜と、春にまつわる物語。
    鎌倉時代の高僧、日蓮ゆかりの妙蓮寺にあるのが「御会式(おえしき)桜」。他の桜に先駆けて、秋口からほころび始めるというこの不思議な桜には、日蓮にまつわるいわれがありました。さらに、この寺には一年中散ることのない美しい桜があると言います。それは一体?
    平安時代からの歴史を誇る醍醐寺でよく知られるのが、安土桃山時代、豊臣秀吉が催した「醍醐の花見」。その伝統を受け継ぎ、今なお桜の名所として知られるこの寺の境内で、秀吉の時代へ思いを馳せます。
    東山のふもとに位置する智積院(ちしゃくいん)にあるのが、国宝「桜図」と「楓図」。この2つの作品には、2組の父子の悲しい物語が秘められていました。
    そんな、古くから愛されてきた桜ですが、お花見の文化はいつから始まったのでしょうか? その起源があるのが、神泉苑。平安時代、御所に隣接し広大な庭園だったこの場所で、平安貴族たちはどのように花見を楽しんだのでしょうか。さらに平安京の雰囲気を今に伝える平安神宮には、梅と桜にまつわる逸話がありました。
    そして心躍るこの季節に楽しみたい味わいも。祇園の老舗料亭「菊乃井」で、春にしか味わえない特別な料理を頂きます。また老舗の京菓子店「大極殿」では、桜の風味たっぷりのスイーツを堪能します。
    古くから風光明媚な地として知られる嵯峨、嵐山は、桜の名所でもあります。この地で平安時代に桜をこよなく愛したのが西行。
    もともとエリートの武士であり、妻子もいた西行が、突如出家して、僧侶となったのはなぜなのでしょうか。
    その答えは、西行自ら植えたと伝わる勝持寺の「西行桜」に秘められていました。今なお美しい花を咲かせる桜に込められた、西行の想いとは?
    春爛漫、薄紅色に染まる古都…桜のように咲き、そして散っていた儚くも美しい物語をお届けします。