番組概要

ドクターX~外科医・大門未知子~(2021)

劇場版ドクターX 2024年12月6日公開!
 

 

公式サイト:https://doctor-x-movie.jp/

放送予定

ope.1

 
 ニュージーランドにやって来たフリーランスの天才外科医・⼤⾨未知⼦(⽶倉涼⼦)は、執⼑医を務める同国副⾸相のオペが始まる数時間前、AEDも設置されていないのどかな牧場へ。慌てて迎えに来た副⾸相オペの第⼀助⼿・⼀⽊蛍(岡⽥将⽣)の前で、不意に感電して瀕死の状態に陥った⽺飼いの命を救う。
 
 その後、未知⼦は副⾸相のオペも成功させ、⽇本へ帰国。参議院議員・⼀橋由華(冨永愛)が主催する「次世代のSDGsパーティー」に招かれる。実は由華、主治医の勧めで、胆⽯症のオペを未知⼦に頼もうとしていたのだ。その主治医とは…ほかでもない⼀⽊だった︕ 由華は医師とは思えないほど派⼿な未知⼦を⾒て不安を抱くが、ニュージーランドで未知⼦の⾒事なオペを⽬撃していた⼀⽊は、その腕前を完全保証。⼀⽅、由華のCT画像を⾒た未知⼦は、ある⼀点に⽬が⽌まり…!?
 
 その⽮先、パーティー会場内で由華が急性胆のう炎を発症して倒れた︕ 未知⼦は⼀⽊と共に、由華に付き添い、搬送先の「東帝⼤学病院」へ。⼀刻を争うと判断し、緊急オペを断⾏しようとする未知⼦。そこへ、100年に1度のパンデミックによって院内で発⾔⼒を増し、院⻑代理として内科主導の組織改⾰を推し進める内科部⻑・蜂須賀隆太郎(野村萬斎)が出現︕ 未知⼦が何者か知らない蜂須賀は、その腕前に懐疑⼼を抱きながらも、由華の意向を汲んでオペを許可するのだが…。
 
 やがて、とんでもない事実が判明する。なんと由華が主催したパーティーでクラスターが発⽣してしまったのだ――︕
 
<キャスト>
米倉涼子、野村萬斎、内田有紀、勝村政信、今⽥美桜、⼩籔千豊、杉⽥かおる、岸部⼀徳、遠藤憲⼀、西田敏行 ほか
 
<ope.1ゲスト>
岡⽥将⽣、冨永愛 ほか
 

 

ope.2

 
 院⻑代理として内科主導の組織改⾰を推し進める内科部⻑・蜂須賀隆太郎(野村萬斎)の独断で、「東帝⼤学病院」に雇われることになったフリーランスの天才外科医・⼤⾨未知⼦(⽶倉涼⼦)は、ワクチンも特効薬もない感染症にかかった患者を命がけで救った末、⾃らも感染。なんとか⼀命を取り留め、⼀刻も早く外科医として完全復帰すべく、ハードなリハビリで⾃分を追い込んでいた。しかし努⼒もむなしく、⼀向に⼿術を担当させてもらえず…。
 
 そんな中、蜂須賀が怪しい動きを⾒せる。何を思ったか、アメリカ仕込みのスーパー脳外科医・興梠広(要潤)を「東帝⼤学病院」に招聘したのだ︕
 
 ⼀⽅、今や分院に追いやられ肩⾝の狭い思いをしている外科分院⻑・蛭間重勝(⻄⽥敏⾏)は、気晴らしのために、外科医・加地秀樹(勝村政信)と海⽼名敬(遠藤憲⼀)を連れて銀座のクラブへ。ところが楽しい時間もつかの間、蛭間は昔馴染みのママ・⼆⽊⿇也⼦(夏川結⾐)が不意によろけるのを⽬撃︕ ⻑年懇意にしてきた彼⼥のため、すぐさま「東帝⼤学病院」の特別室を空けさせ、検査⼊院の⼿配を整える。
 
 まもなく⼊院した⿇也⼦のもとへ、なんとあの蜂須賀がやって来る。実は蜂須賀、まだ外科にいた15年前から⿇也⼦とは顔⾒知りだったのだ︕ ほかでもない⿇也⼦のため、蜂須賀は腕の⽴つ興梠を担当医に任命。興梠の検査結果分析を聞いた未知⼦は、もっと詳しく検査すべきと主張するが、蜂須賀は⽿を貸そうとせず…!?
 
<キャスト>
米倉涼子、野村萬斎、内田有紀、勝村政信、今⽥美桜、⼩籔千豊、杉⽥かおる、岸部⼀徳、要潤、遠藤憲⼀、西田敏行 ほか
 
<ope.2ゲスト>
夏川結⾐ ほか
 

 

ope.3

 
「東帝⼤学病院」の広報室⻑・三国蝶⼦(杉⽥かおる)と厚⽣労働事務次官・神部⼋尋(宮川⼀朗太)がそろって⾼級レストランから出てきたところを、写真週刊誌が激写。“科研費をめぐる接待疑惑”として報じた︕ 実はこの会⾷、内科主導の新治療体制を確⽴しようとする内科部⻑・蜂須賀隆太郎(野村萬斎)が、科研費の増額を便宜してもらうためにセッティングしたもの。現時点でその事実は漏れていないとはいえ、⿊い噂が世間に流れただけでも、厚労省と「東帝⼤学病院」にとっては⼤きな痛⼿だ。蜂須賀はすぐさま蝶⼦を呼びつけ、事が⼤きくなる前に迅速かつ美しく収拾するよう命じる。
 
 その⽮先、院内で記者に囲まれた蝶⼦が突然倒れた︕ 偶然通りかかった⼤⾨未知⼦(⽶倉涼⼦)は蝶⼦を処置室に運ぼうとするが、内科副部⻑・鍬形忠(⼩籔千豊)は「治療は内科であたる」と宣⾔。未知⼦はなぜかおとなしく蝶⼦を引き渡すが、その瞬間に蝶⼦の表情が変わるのを⽬撃し…!?
 
 まもなく検査の結果、蝶⼦は“ストレス⼼筋症”とも呼ばれる「たこつぼ⼼筋症」を患っていることが判明する。蜂須賀からの絶え間ないプレッシャーが原因だと考えた鍬形は、蝶⼦にもしばらく休めば⼤丈夫だと⽰唆するが、未知⼦はキッパリとした⼝調で「ナメない⽅がいいよ。死ぬかもしれない」と忠告。しかし、蝶⼦は蜂須賀から与えられたミッションを遂⾏するため、すぐに仕事復帰しようとし…︕
 
 そんな蝶⼦に、新たなストレスが舞い込んでくる…!? なんと神部の妻・久美⼦(川上⿇⾐⼦)が、夫と蝶⼦が不倫しているのではないと疑い、病室に怒鳴り込んできて来たのだ。しかも、いきなり浮上した不倫疑惑はやがて、未知⼦も顔⾊を変える“不測の事態”を招き寄せ…!?
 
<キャスト>
米倉涼子、野村萬斎、内田有紀、勝村政信、⼩籔千豊、杉⽥かおる、岸部⼀徳、要潤、遠藤憲⼀、西田敏行 ほか
 
<ope.3ゲスト>
宮川⼀朗太、川上⿇⾐⼦ ほか
 

 

ope.4

 
 パンデミックの影響で出演舞台がすべてキャンセルになるという苦境の1年を経て、世界的⼤舞台で主演を務めることになった⼈気ミュージカル⼥優・四季唯花(凰稀かなめ)。彼⼥が待ちに待った公演を⽬前に、重度の甲状腺がんを患い「東帝⼤学病院」に極秘⼊院した︕ 内科部⻑・蜂須賀隆太郎(野村萬斎)は内科主導の切らない⼿術=「ケミカルサージェリー」で治療することを決定するが、外科部⻑・海⽼名敬(遠藤憲⼀)は早急に外科⼿術をすべきだと主張。しかも…外科分院⻑・蛭間重勝(⻄⽥敏⾏)の命令を受け、何としても“特患”である唯花を外科で囲い込もうと躍起になった海⽼名は、内科にケンカを売る⼤失⾔をうっかり放ってしまう︕ 静かに激怒した蜂須賀は“ある究極の条件”を海⽼名に提⽰した上で、外科に唯花へのアプローチを許可。どの治療法を選ぶか、最終判断は唯花本⼈に託されるのだが…。
 
 当の唯花は、稽古に復帰できるほど回復するまでに時間がかかることや、⼈⽬につきやすい⾸に傷が残ることを恐れ、外科⼿術を拒絶。焦った海⽼名は、⼤⾨未知⼦(⽶倉涼⼦)なら完璧な⼿術ができると進⾔する。ところが、唯花はどういうわけか、未知⼦に対して不快感をあらわに︕ 対する未知⼦も、何を考えているのか「オペしないので」と⾔い放ち…︕
 
 そんな中、唯花のケミカルサージェリーが始まった。しかも、なぜかそこには未知⼦の姿があり…!? さらに、不測の事態は続発する。⼀⽇も早い復帰を⽬指す唯花だが、⼀向に退院の⽬処が⽴たないばかりか、ライバル⼥優・早⽔楓(鷲⾒玲奈)を唯花の代役に⽴てるという話まで持ち上がり…︕
 
<キャスト>
米倉涼子、野村萬斎、内田有紀、勝村政信、今⽥美桜、⼩籔千豊、杉⽥かおる、岸部⼀徳、遠藤憲⼀、西田敏行 ほか
 
<ope.4ゲスト>
凰稀かなめ、鷲⾒玲奈 ほか
 

 

ope.5

 
 内科と外科を統⼀した「メディカルソリューション本部」を⽴ち上げ、医療体制を⼀新した「東帝⼤学病院」。本部⻑の座に就いた蜂須賀隆太郎(野村萬斎)は内科治療の優先、ならびに外科⼿術については⾃らの息がかかった外科医・興梠広(要潤)を中⼼に⾏うことを、⾼らかに宣⾔する。
 
 そんな中、愛想はすこぶる悪いが、腕は超⼀流のフリーランス看護師・那須⽥灯(松下奈緒)が、「東帝⼤学病院」に雇われることになった。灯はさっそく、興梠が執⼑医を務める記者・五⽊和男(井上肇)の直腸がん⼿術で、オペ看を担当。興梠の指⽰を待つことなく、次々と的確な器械を差し出す。ところが、そんな灯に憤慨した興梠はナースステーションに連絡を⼊れ、今すぐオペ看をチェンジするよう要求。応対した看護師・⼤間正⼦(今⽥美桜)は、慌てて⼿術室へ向かう。
 
 やがて⼿術は終了。ところが翌⽇、五⽊が激しい腹痛を訴え、再⼿術が必要な状態に陥った︕ オペに何か問題があったと考えた⼤⾨未知⼦(⽶倉涼⼦)は、急いで原因を突き⽌めようとする。ところが…存在するはずのオペの録画データは、なぜか消失。未知⼦は灯を捕まえ、途中でオペ看を外された理由を尋ねるが、灯はただただ無愛想に⼝をつぐみ…!?
 さらに、事態はとんでもない⽅向へと転ぶ。未知⼦に問い詰められた興梠が、⼿術ミスをしたのは正⼦だと主張し始めたのだ。⼀⽅、灯もなぜかこの⼀件に対して無関⼼な態度を固持。依然として何も語ろうとせず…︕
 
<キャスト>
米倉涼子、野村萬斎、内田有紀、勝村政信、今⽥美桜、杉⽥かおる、岸部⼀徳、要潤 ほか
 
<ope.5ゲスト>
松下奈緒 ほか
 

 

ope.6

 
 中国⼀のITグループ会⻑を⽗に持つ9歳の御曹司・王弥六(吉⽥隼)が、⼩児肝腫瘍の⼿術を受けるため来⽇し、「東帝⼤学病院」に⼊院した。⼤⾨未知⼦(⽶倉涼⼦)と同院の外科リーダー・加地秀樹(勝村政信)は、さっそく執⼑医に⽴候補。ところが、院⻑代理の蛭間重勝(⻄⽥敏⾏)はあっさり却下し、すでに決まっているという執⼑医を紹介する。その⼈物とは…未知⼦も加地もよく知る元「東帝⼤学病院」の外科医・原守(鈴⽊浩介)︕ なんでも、未知⼦が所属する「神原名医紹介所」の所⻑・神原晶(岸部⼀徳)が、弥六と原をセットで「東帝⼤学病院」に斡旋したのだという。しかも、原はかつて「東帝⼤学病院」をクビになった後、フリーランスに転向。ここ1年は中国の病院で働いていたが、このたび晶にスカウトされて「名医紹介所」に所属することになったというではないか︕
 
 未知⼦は、師匠である晶が⾃分に内緒で原をスカウトし、執⼑医として売り込んだことに憤慨。原に“名医”と呼べる腕はないと⾷ってかかる。しかし晶は、名医は腕だけが武器ではないと断⾔。失敗しない外科医としてまい進する未知⼦に対し、「いつか失敗しちゃうわよ」と⾔い放ち…!? ⼀⽅、“患者の⼼に寄り添う医療”を⽬指しながら、組織にもしっかり寄り添ってきた原も、どういうわけか今では豹変。御意仲間だった加地にも冷たい態度を取り、「これからはフリーランスの時代だ」と豪語し…︕
 
 そんな中、原はオペの助⼿に未知⼦を指名する。ところが、未知⼦は「いたしません」とはねのけ、独断で弥六の検査を敢⾏。その結果、原はもちろん、あの未知⼦ですらもオペを成功させるのが難しい病状だと判明し…!?
 
<キャスト>
米倉涼子、内田有紀、勝村政信、鈴⽊浩介、今⽥美桜、岸部⼀徳、要潤、⻄⽥敏⾏ ほか
 
<ope.6ゲスト>
吉⽥隼 ほか
 

 

ope.7

  
 ⽣まれ変わった「東帝⼤学病院」のブランディングを強化するため、「メディカルソリューション本部」の本部⻑・蜂須賀隆太郎(野村萬斎)が新たな⼈材を“サポート役”として呼び寄せた。その⼈材とは、以前「東帝⼤学病院」でも働いていた外科医・森本光(⽥中圭)︕ ⼤⾨未知⼦(⽶倉涼⼦)のような外科医になりたいと憧れるも、腕も⾃信も到底及ばず、頼りない男だった森本…。だが今では、ある事情から配信し始めた動画がバズり、若⼿医師たちのカリスマ的存在に︕ “医療系インフルエンサー”として多⼤な影響⼒を⼿にした森本は、昔とは打って変わり、威⾵堂々と「東帝⼤学病院」に凱旋。尊敬する未知⼦に対しても、「これからの医者の武器はメスじゃない。影響⼒だ」と⼤⼝を叩く。
 
 そんな中、未知⼦はたまたま⼊った定⾷屋で、店主・七宮安江(根岸季⾐)の体調に問題があることを察知する。検査の結果、安江の胃がんがかなり進⾏していることを知った未知⼦は、早急なオペが必要だと判断。「東帝⼤学病院」ではパンデミックの影響で延期していたオペが再開され、⼿術室は連⽇埋まっている状況だったが、なんとかピンポイントで空いていた⼿術室をおさえる。ところがその⽮先、院⻑代理・蛭間重勝(⻄⽥敏⾏)の⼿引きで環境⼤⾂が緊急⼊院︕ ⼿術室を横取りしてしまう。しかも、もともと⼿術や⻑期⼊院に消極的だった安江は、未知⼦に無断でそそくさと退院してしまい…︕
 
 ⼀⽅、蜂須賀は森本とがっちり⼿を組み、精⼒的な広報活動を展開。森本の動画にも登場し、「東帝⼤学病院」の公式チャンネルを開設することを発表する。⾃らの影響⼒の強さに陶酔する森本。ところが…そんな彼の前に、安江の娘・七宮萌⾹(⽩⽯⽷)が出現。安江が以前から具合が悪かったにもかかわらず、我慢して病院に⾏かなかったのは森本の動画のせいだ、と⾷ってかかり…!?
 
<キャスト>
米倉涼子、野村萬斎、勝村政信、鈴⽊浩介、杉⽥かおる、岸部⼀徳、⻄⽥敏⾏ ほか
 
<ope.7ゲスト>
⽥中圭、根岸季⾐、⽩⽯⽷ ほか
 

 

ope.8

 
 世界中の“未来の命”を救うことができる次世代医療を⾒据える「東帝⼤学病院」の「メディカルソリューション本部」⻑・蜂須賀隆太郎(野村萬斎)は、念願の「感染研究センター」設⽴プロジェクトを成功させるため、厚⽣労働事務次官・神部⼋尋(宮川⼀朗太)と裏で⼿を組むことに。科研費の助成継続を含め、全⾯的バックアップの約束を取り付ける。
 
 そんな中、蜂須賀と内科が主導するケミカルサージェリーを希望する重篤ながん患者・⼋神さつき(瀬⼾朝⾹)が、「東帝⼤学病院」に⼊院する。さつきは何を隠そう、「東帝⼤学病院」で働くフリーランス⿇酔科医・城之内博美(内⽥有紀)の⾼校時代の同級⽣。さつきの重い病状を知った博美はショックを受け、なぜ今まで放っておいたのか…と問い詰める。すると、さつきはいくつもの病院で⼿術適応外だと⾔われ、⾃らの命をあきらめていたことを告⽩。しかし、「東帝⼤学病院」が提供している最先端のケミカルサージェリーを受ければ治るかもしれない――最後の望みをかけた⼀⼈息⼦から、もう⼀度だけ治療を受けてほしいと懇願され、⼊院を決意したのだという。すると、⼤⾨未知⼦(⽶倉涼⼦)は外科⼿術で切除できる可能性はゼロじゃないと断⾔。だが、息⼦の思いを汲んでケミカルサージェリーを選択したさつきの気持ちを尊重する博美は、未知⼦に「オペの可能性はゼロ」と⾔い放ち…!?
 
 そのころ、外科⼀派を率いる院⻑代理・蛭間重勝(⻄⽥敏⾏)は、蜂須賀を潰しにかかろうと暗躍。そんな蛭間に、神部の妻であり、蜂須賀の右腕でもある広報室⻑・三国蝶⼦(杉⽥かおる)が接近!? 何を考えているのか秘密裏に、がんを患っていることが発覚した神部をケミカルサージェリーではなく、外科⼿術で完治させてほしいと頼み…︕
 
<キャスト>
米倉涼子、野村萬斎、内⽥有紀、鈴⽊浩介、今⽥美桜、⼩籔千豊、杉⽥かおる、遠藤憲⼀、⻄⽥敏⾏ ほか
 
<ope.8ゲスト>
瀬⼾朝⾹、宮川⼀朗太 ほか
 

 

ope.9

 
 念願だった「感染研究センター」の完成を⽬前に控えた「東帝⼤学病院」の「メディカルソリューション本部」⻑・蜂須賀隆太郎(野村萬斎)は、⼤⾨未知⼦(⽶倉涼⼦)を誘い、昔なじみの⼤将(⼩堺⼀機)が営む鮨屋「⼗兵衛」へ。世界中の“未来の命”を感染症から救うため、医師⼈⽣のすべてを捧げてきた蜂須賀は、⾃らの理想と今後のプランについて熱弁をふるう。ところが未知⼦を店から⾒送った直後、ふと蜂須賀の顔⾊が変わり…!?
 
 そんな中、蜂須賀は“組織の腐敗”をも防ぐため、強硬⼿段に出る。なんと院⻑代理・蛭間重勝(⻄⽥敏⾏)から権⼒を剥奪すべく、アメリカにいる病院⻑と秘密裏に協議。病院⻑以外の役員の任期を1期1年に制限すると決定したのだ︕ もちろん、今も昔も“権⼒の権化”である蛭間が、素直に引き下がるわけがない。具合が悪いと⾔って来院した妻・蛭間華⼦(藤真利⼦)のことも「気のせいだろ」とぞんざいに扱い、反撃の策を練ることだけに集中する蛭間。ところが…。
 
 帰宅しようとする華⼦と出くわした未知⼦は、即座に異変を察知し、検査を敢⾏。その結果、華⼦が重度のがんを患っていることが判明する︕ しかもその病状は、医局の誰もが⼿術適応外だと判断せざるを得ないほどだった…。だが、未知⼦は「私なら切れる」と断⾔。これまで先陣を切って内科主導のケミカルサージェリーを推し進めてきた蜂須賀も、どういうわけか未知⼦による外科⼿術にすんなりGOサインを出し…︕
 
 次から次へと起こる予想外の出来事。そんな中、⽇本はもちろん世界にも激震が⾛る!? やがて「東帝⼤学病院」内で“あってはならない⼀⼤事”が発⽣してしまう――。
 
<キャスト>
米倉涼子、野村萬斎、内⽥有紀、勝村政信、鈴⽊浩介、今⽥美桜、⼩籔千豊、杉⽥かおる、岸部⼀徳、要潤、遠藤憲⼀、⻄⽥敏⾏ ほか
 

 

ope.10(最終話)

 
 感染症から“未来の命”を救いたい――純粋かつ崇⾼な理念を貫き通し、ついに念願の「感染研究センター」を「東帝⼤学病院」内に設⽴することになった蜂須賀隆太郎(野村萬斎)。ところが、これからという時に、なんたる不遇か…。蜂須賀は⼈知れず、⾃らが推進していたケミカルサージェリーも功を奏しなかったほど重度のがんを患っていた︕ しかもその病状は、天才外科医である⼤⾨未知⼦(⽶倉涼⼦)ですら“厳しい⼿術”になると予感するほど…。だが、すぐにオペをしなければ、命が危ない。「私、失敗しないので」――蜂須賀から執⼑を頼まれた未知⼦は、100%の成功を誓う。ところが…︕
 
 その⽮先、オープンを⽬前に控えた「感染研究センター」を、蜂須賀⾃らが緊急封鎖する事態が起こってしまった。あろうことか、同センターを⾒学した海外の感染症研究所所⻑が帰国直後、前代未聞の猛威を振るい始めた新型ウィルスに感染していることが判明。「東帝⼤学病院」内からも、⽇本国内初の感染者が⼀⼈出た可能性が浮上したのだ︕ 蜂須賀はすぐさま院内の⼈間に避難を促すと共に、⾃らは閉鎖した「感染研究センター」の中に残留。ニュース番組のリモート取材にも応じ、国⺠の不安を煽らないよう落ち着いた態度で患者の容態を報告しながら、「感染拡⼤は必ず⾷い⽌める」と呼びかけ…。
 
 そんな中、第ニのパンデミックも危惧される事態を受け、東京都知事・南勝⼦(萬⽥久⼦)は緊急対策会議を開き、「東帝⼤学病院」の院⻑代理・蛭間重勝(⻄⽥敏⾏)を追及。⼀⽅、未知⼦はあらゆる覚悟を決めた上で、蜂須賀のオペを翌⽇に実施すると宣⾔︕ だが、蜂須賀は頑として「感染研究センター」から⼀歩も出ようとせず…!?
 
 かつてない局⾯が次々と押し寄せる中、未知⼦は蜂須賀の命を救うことができるのか!? そして…彼らを含め、新たな危機に晒された⽇本を待ち受ける未来とは⼀体――。
波乱の『ドクターX』第7シリーズ、ついに完結︕
 
<キャスト>
米倉涼子、野村萬斎、内⽥有紀、勝村政信、鈴⽊浩介、今⽥美桜、⼩籔千豊、杉⽥かおる、岸部⼀徳、要潤、遠藤憲⼀、⻄⽥敏⾏ ほか
 
<ope.10ゲスト>
萬⽥久⼦、⼩堺⼀機 ほか