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#121

佐藤友佳理 りくう 代表 和紙デザイナー

日本が誇る伝統工芸のひとつ和紙を、現代に合わせリデザインする佐藤。 ゼオライトという鉱物を混ぜ込むことで機能性を高めるばかりか、レースのように美しく軽やかなデザインが、建築やインテリアの世界で注目を浴びている。 20代にはロンドンでモデルとして活躍。海外生活の経験があるからこそ日本文化への深い理解が生まれたという。革新を続ける佐藤が見つめる未来とは?

さとう ゆかり

愛媛県出身38歳。りくう代表
ロンドンでモデルとして活動。桑沢デザイン研究所卒業後、自身が育った手漉き和紙の産地である内子町五十崎にて、新しい手法の和紙製作に取り組み始める。
2012年よりアトリエを名水百選「観音水」の湧く、西予市宇和町明間(あかんま)に移す。
和紙インテリア、オーダーメイドのタペストリー・建具などのデザイン・製作を国内外に向けて行う。