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#210

井原愛子 株式会社TAP&SAP 代表取締役

秩父の豊かな森を守りたい。井原は、秩父に自生するカエデの樹液を煮詰めて作るメープルシロップに、秩父の森 再生への糸口を見出した。本場カナダから本格的な製造マシンを導入し、樹液採取を体験できるエコツアーを行うなど、メープルシロップを通じて、秩父の森の魅力を広く発信する。また、カエデの樹液代を山のオーナーに支払い、スギやヒノキの間伐費用にあててもらうことで、森を蘇らせることにも注力している。

いはら あいこ

埼玉県秩父市生まれ、在住。
大学卒業後、外資系家具販売会社に入社し、物流から販売まで様々な部門を経験、2013年 秩父の森づくりを行っているNPOの活動に参加したことにより、秩父にUターンを決意、2014年帰郷。
2015年TAP&SAPを設立し、山と街をつなぐ秩父の地域プロデューサーとして、持ち前の旺盛な好奇心とフットワークの軽さを生かしてアクティブに活動中。
秩父に自生するカエデの樹液からメープルシロップを生産販売、その活躍は秩父内外で注目を集めている。