岡山県は知られざる古墳王国で、その数約１２０００基。全国でも５番目に多い県である。
しかし、古墳に興味を持っている人は多くないという。そこで、中学１年生ながら岡山の古墳の魅力をたくさんの人に知ってもらいたいという思いから自費で県内の名墳を紹介するガイドブックを出版した。数ある古墳本の中で群を抜いて人気となり、現在再重版という売れ行きである。
小学４年生の時のサイクリング途中で見かけた古墳の姿に目が釘づけとなり、以来古墳のとりこになっている。自宅にも古墳関連本はもちろん、クッションやキーホルダーなど「古墳グッズ」であふれている。古墳を愛してやまない郁仁さんのひらめきとは。