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#132

「人形ながし」

1年の半分過ぎた6月30日。京都市の上賀茂神社では、古来より連綿と続く神事が行われました。無病息災を願い、茅の輪をくぐる、夏越大祓式(なごしおおはらえしき)です。この日は、ひとの形をした紙に罪や穢れをうつした人形(ひとがた)を「ならの小川」に流す「人形流し」も行われます。半年間の穢れや疫病などの災いを祓い清め、次の半年を無病息災で過ごせるよう祈願します。篝火が揺らめく水面に、幾千もの人形が集い流れてゆく、荘厳な神事です。