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#168

「小国和紙」

豪雪地帯として知られる新潟県長岡市の小国町。ここで300年以上の歴史を持つ手漉き和紙が「小国和紙」です。原料となる楮(こうぞ)を自家栽培して作る和紙は、繊維が長くて破れにくく丈夫です。そしてもうひとつの特徴が、和紙の白さ。実は小国和紙の白さは、春の雪によってもたらされます。雪が次第に落ち着いて来る3月はじめの晴天の日、雪原に楮の皮を並べ、太陽と雪に晒して漂泊するのです。雪国の知恵が集っています。