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#169

「月ヶ瀬梅渓」

奈良市の月ヶ瀬は梅の名所、3月中旬、五月川の渓谷に沿うように約1万2千本の梅が咲き集っていました。大正11年に日本政府が最初に指定した名勝のひとつです。今年100年目を迎え、記念碑も建てられました。見渡す限り一面の梅は「一目八景」と称されます。この地の梅は、元々は紅花染の発色剤に使う「烏梅(うばい)」をとるためのものでした。最盛期の江戸時代には、400軒の家が10万本の梅を育てていたそうです。