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#92.2

伏見稲荷大社 千本鳥居の真実

海外旅行サイトで、日本の人気No. 1観光地に選ばれた事もある「伏見稲荷大社」。その理由に挙げられる神秘的な「千本鳥居」と数々のご利益を授かれる「稲荷山」に、芝翫さんと俳優の渡辺大さんが迫ります。
最初に訪れたのは、衣食住の神様が祀られている「三徳社」。魚河岸関係など、水産業に携わる人にご利益があると言われています。
山の中腹に位置する「四ツ辻」は、東寺の五重塔や大阪のあべのハルカスまで見渡せる稲荷山随一の絶景スポット。
続いて訪れる「大杉社」は、伏見稲荷大社の御神木である杉の木を祀る社。神様が降り立った稲荷山には、多くの杉の木が生えていたため御神木になったのだとか。このありがたい杉の木は、人々の願いを叶えるために建てられる千本鳥居にも使われていました。
表参道からほど近い場所にある「長谷川工務店」は、伏見稲荷大社の鳥居を奉納している御用達宮大工。26代目の当主から、特別に千本鳥居の製作・建立までの一部始終を見学させていただきました。職人のこだわりから、この神社が特別な理由が浮かび上がります。

再び稲荷山を歩き、無病息災のご利益を授かれる「薬力社」へ。その前にある茶屋には、俳優の方々から寄進された暖簾が掲げられていました。一体なぜ?
その理由は、薬力社の先にある「おせき社」にあります。ここには声・喉にまつわる神様が祀られているため、多くの役者さんが訪れていたのです。実は、芝翫さんも橋之助時代に鳥居を奉納していました。今回、大さんも鳥居を奉納することに。
そして、稲荷山の山頂に立つ一ノ峰上乃社へ。こここそが神様が降り立ったと言われる場所。社のまわりには小さな石碑や鳥居が置かれる「お塚」がいくつもありました。そのお塚が最も集まる「御膳谷奉拝所(ごぜんだにほうはいしょ)」にも足を運びます。稲荷山を巡るうえで欠かせないスポットです。
1300年以上人々をひきつける伏見稲荷大社。聖なる山を巡りながら、その理由をひも解きます。

 
【専門家出演者】
●京都産業大学 日本文化研究所 上席特別客員研究員
小嶋一郎さん