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#101

都の国宝4Kスペシャル

古都に伝わる数々の貴重な文化財・・・中でも特に多くの文化財を今に伝えるのが「仁和寺」と「醍醐寺」。今回はこの2つの寺院を中心に、とりわけ美しい文化財や、後世に伝えるべき貴重な国宝を4Kの美しい映像でお贈りする2時間スペシャル。中村芝翫さんと渡辺大さんが、長きに渡り受け継がれてきた文化財の背景や、その魅力をたっぷりとお届けします。
平安時代から1100年以上の時を重ねる仁和寺。沢山ある文化財の中から厳選した文化財に迫ります。まずは門に立つ金剛力士像。迫力ある表情や肉体の表現を4K映像でたっぷり。五重塔では普段入ることのできない内部を拝見。380年前に建てられた観音堂では貴重な仏像と珍しい壁画に出会います。そして国宝「金堂」は天皇の住まいである内裏の紫宸殿を移築した貴重な建物。その特徴をつぶさに見ていきます。またその中には、江戸時代より伝わり、近年まで一切公開されなかった色鮮やかな五大明王の壁画があるのです。霊宝館ではなんと、あの弘法大師空海直筆の書が。「三筆」と謳われたその書き文字とは・・・?さらに創建当初から伝わる貴重な本尊もご覧頂きます。
茶の産地として知られる宇治にある寺院「放生院」通称「橋寺」では美しい地蔵菩薩を拝見。鎌倉時代に造られたとは思えない、その美しさの秘密は、古来の技法にありました。また親鸞ゆかりの「法界寺」では目を見張る大きさの阿弥陀如来に手を合わせます。

4Kで伝えたい物といえば、文化財だけでなく美しい料理も。季節を大切にする京料理の名店で「冬」を感じる温かで繊細な料理に舌鼓を打ちます。
そしていよいよ「醍醐寺」へ。
世界遺産にも名を連ね、こちらも数多くある文化財の中から厳選してご紹介していきます。入り口に立つ仁王像はもちろん、境内にある豊臣秀吉ゆかりの国宝である唐門や金堂の美しさを余すことなくお見せします。そして、醍醐寺の始まりとも言うべき山上の「上醍醐」には、国宝の清瀧宮拝殿や薬師堂が。この薬師堂に伝わるのが、醍醐寺創建当初に造られたという薬師如来坐像。さらに鎌倉時代の名高い仏師、快慶が手掛けたとも言われる「水晶に入った阿弥陀仏」も拝見。近年発見され、今後国宝に指定される可能性もあるという貴重な文化財を特別に見せていただきます。そして醍醐寺を象徴する五重塔は、創建の頃よりこの地を見守ってきた貴重な国宝。普段は非公開というその内部に、今回特別に入る事ができました。果たして何が待っているのでしょうか?
都に伝わる美しい文化財の数々を4K映像でたっぷりとお楽しみ下さい。

 
【専門家出演者】
●京都市立芸術大学美術学部 教授
礪波恵昭さん
 
●京都国立博物館 学芸部 上席研究員
淺湫毅さん