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#132

東寺 国宝五重塔にのぼる

新幹線の車窓からも見える京都のランドマーク・・・東寺の五重塔。
東寺は平安京が造られたほぼ同じ頃に創建され、その後、五重塔は弘法大師・空海によって建てられました。それからおよそ1200年の長きに渡り京の街を見守ってきた五重塔は普段、決してのぼることは出来ませんが、今回番組のために特別な許可が下り、なんと国宝である五重塔にのぼれることに!木造建築としては日本一の高さを誇る約55メートルもの五重塔に俳優、渡辺大さんがのぼります。
しかも塔の一番上にのぼることで、空海がなぜ五重塔を建てたのか?その本当の目的が明らかになるといいます。
まずは一番下の初層・・・普段は閉ざされた扉を開けると、中に広がるのはきらびやかな仏の世界。如来や菩薩など様々な仏さまが立ち並びます。しかし不思議なことに、東寺にとって最も大切な「ある仏像」の姿がありません。それは一体なぜなのでしょうか? それは、五重塔が建てられた目的と深い関わりが・・・。
そしていよいよ五重塔の上の層へ。そこで渡辺さんが目にしたのは、普段は決して見ることの出来ない五重塔内部の意外な姿と、中心を貫く「心柱」の思いも寄らない事実でした。そして最上層で明らかになる空海が五重塔を建てた目的とは?

もちろん今回は、五重塔にのぼるだけではありません。
なんと五重塔をより深く知る上で、とても大切な儀式を特別に見せていただくことに。早朝の限られた時間と月に1度しか見ることの出来ないその重要な儀式とは?
さらに東寺の中心的な建物である講堂の中には、弘法大師・空海自ら手がけた特別な空間が。そこには、21体もの仏像が並び、なんとそのうち16体が国宝に指定されています。貴重な仏像を見ながら、空海の教えをひも解きます。
また東寺は、創建時より国から「ある特別な役割」を与えられた寺院でした。その役割とは一体? 国宝・金堂に祀られている東寺の本尊から浮かび上がります。
そして、東寺の貴重な文化財や宝物を収めた宝物館へ。そこには、平安京の正門である羅城門の中に祀られていたという貴重な国宝、毘沙門天像が。東寺と毘沙門天像との不思議な繋がりとは?
普段は閉ざされた五重塔の内部、特別な儀式や国宝の仏像たちなど、数々の貴重な映像を是非お楽しみ下さい。
 
【専門家出演者】
●高野山大学 密教学科准教授 
櫻木 潤 さん