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#133

新選組青春物語~沖田・斎藤・藤堂~

今、ひそかに人気が再燃している新選組。そこで今回は沖田総司、斎藤一、藤堂平助という若き3人の新選組隊士に注目。謎に包まれている彼らの足跡を、俳優・宇梶剛士さんが訪ねます。
新選組ファンの聖地「壬生寺」。阿弥陀堂の資料室では、「だんだら羽織」の複製を拝見。また寺に伝わる沖田の微笑ましいエピソードとは?さらに隊士の気分で写真撮影ができる新しい試みも紹介。
壬生寺の隣に2021年7月にオープンした「だんだら珈琲店」。新選組の羽織と同じ色合いのだんだらソフトクリームは実に美味なのです。
新選組の最初の屯所「八木邸」は、沖田たちが初代筆頭局長だった芹沢鴨の暗殺を遂行した場所。今も残る刀傷を見ながら、21歳で仲間を殺さなければならなかった沖田の気持ちに思いを馳せます。
もう一つの屯所「旧前川邸」に残された刀傷を特別に拝見。若き隊士たちの姿を思い浮かべます。
新選組の見回り担当地域だった花街「島原」。現役の太夫・葵太夫が当時の宴席を再現。若き隊士も憧れた太夫の華麗な舞を拝見します。

「霊山歴史館」では、沖田・斎藤・藤堂の活躍なくして成し遂げられなかった池田屋事件について解説。ピンチを迎えた沖田・藤堂。その時、斎藤は!?
高台寺の塔頭「月真院」は、思想の違いにより新選組より分裂した「御陵衛士」の拠点となった場所。この分裂で3人はバラバラになってしまいます。今回は、普段非公開の内部に特別に入れていただき隊士たちが眺めた景色を堪能。
そして新選組は御陵衛士との全面対決へ。油小路沿いに建つ「本光寺」はその現場になった場所。このときの闘いで藤堂は24歳で絶命。また、沖田は結核によりひっそりこの世を去ります。一人生き残り明治・大正と生き続けた斎藤。近年発見された資料から浮かび上がる斉藤の人間像とは?
激動の幕末に京都で活躍した沖田総司、斎藤一、藤堂平助の真の姿に迫ります。
 
【専門家出演者】
●霊山歴史館 学術アドバイザー 
木村幸比古 さん