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#142

都のモダン建築 誕生ものがたり

1200年の都、京都。その魅力は何と言っても、歴史ある神社仏閣。しかし街を歩くと、洒落た洋館やレンガの建物などをよく見かけます。実は今、こうした京都のモダン建築が大ブーム。明治時代、東京への遷都を機に衰退した京都はやがて大きく復興し、それを象徴するように多くの名建築が生まれたのです。そこで今回は女優の檀れいさんが、ちょっと気になるモダン建築を巡る旅へ。その誕生秘話や明治の偉人たちとの意外な関わりを紐解いていきます。
 京都を代表する観光エリア・祇園。この地で是非見ておくべきモダン建築が、円山公園に隣接する「長楽館」。かつて「京都の迎賓館」と呼ばれた建物です。ここで世界のVIPたちをどのようにおもてなししたのか?それぞれの部屋に施された仕掛け。さらに、「長楽館」の名付け親・伊藤博文のエピソードとは?
「日本三大門」の一つに数えられる巨大な三門でも知られる
格式高い禅寺、南禅寺。その境内にあるのが アーチ型の美しい
レンガの橋「水路閣」。歴史を誇るこの寺に、なぜ近代的な建造物が作られたのか?琵琶湖疏水の計画に対し、南禅寺が守りぬいたものとは?また建設当初、様々な場所で湧き上がった反対運動。教育者・福沢諭吉はどんな声をあげたのか?
そして南禅寺のほど近くには、琵琶湖疏水があったからこそできたモダン建築もあります。それが近代陸軍の父・山縣有朋の別邸「無鄰菴」。そこには「日本の歴史を変えた」と言われる洋館と、「近代日本庭園の傑作」と呼ばれる庭が。随所で感じられる新しい発想に感動。
さらに、都には金閣・銀閣に続く「銅閣」が!?奇想天外な楼閣に込められた、明治の大実業家の思いとは?
これらのモダン建築の誕生には、様々な物語が秘められていました。
 
【専門家出演者】
●建築史家 / 大阪市立大学教授
倉方 俊輔さん