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#141

大原 冬の絶景と守り人

京都の北東、比叡山の麓に位置する大原は、いにしえより癒やしの隠れ里として知られ、のどかな風景の広がる里山。そんな大原が冬を迎えると、えも言われぬ素晴らしい絶景が楽しめます。そこで今回は俳優の宇梶剛士さんが、冬を迎えた大原の絶景と、その歴史や伝統を受け継いで来たこの地の守り人を訪ねる旅へと出かけます。
まずは大原を代表する寺、「三千院」へ。この寺の冬の絶景は、「玉座」から眺める庭園。皇室ゆかりの寺である三千院には、なんと天皇をお迎えするための玉座があり、そこから苔と雪に覆われた素晴らしい眺めを楽しめるのです。また平安時代から伝わる国宝、阿弥陀三尊像も拝見。そんな三千院が守り続けるのは、平安時代より宮中で行われてきた由緒ある法要。守り人である63代目の門主に貴重なお話を伺います。
大原の絶景と言えば外せないのが、柱や鴨居を額縁に見立てた「額縁庭園」で知られる「宝泉院」。一年を通して美しい額縁庭園ですが、降り積もる雪とのコントラストはまさに絶景。この美しさを支えるのが、大きな「五葉の松」。樹齢700年と言われる松を守り続ける、植木職人の工夫と知られざる苦労とは。

続いて大原名物「しば漬け」の伝統を守り続ける「味工房 志野」へ。しば漬けが大原の名物となったのは平安時代、源氏との戦に敗れた平家の「ある人物」に由来すると言います。そしてしば漬けに欠かせない赤しそは夏に収穫されますが、その畑では冬になると別の作物を栽培。その作物は三千院で行われる冬の風物詩の伝統を守ることに繋がっていました。
平安時代に始まるという実光院では、なんと冬なのに、桜の咲く絶景を楽しめるといいます。またこの寺の住職が守る、日本の芸能にも大きな影響を与えたある伝統とは?
そしてこの地で親しまれる宿「大原の里」では、冬に美味しい「ぼたん鍋」に舌鼓を打ちます。さらに露天の五右衛門風呂へ。温かな天然温泉には大原を守るだけでなく、もっと盛り上げていきたいというご主人の想いが込められていました。
大原の冬の絶景と守り人を訪ねる旅、是非お楽しみに。