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#175

知ると楽しい!都のNo.1めぐり

 お寺の門の高さや、仏像の大きさ等、京都の「ナンバーワン」を様々な視点で巡ってきたこのシリーズ。しかし京都にはまだまだ、知ると楽しいナンバーワンが沢山あります。そこで今回はその人気シリーズをお届け。都のナンバーワンを、ランキング形式で檀れいさんが巡ります。
 まず注目するランキングは、京都に幾つも建っている「国宝の建築」。「最古の国宝建築がある寺」はどこなのか?第3位、木津川市の浄瑠璃寺へ。創建は平安時代。こちらでは境内の庭と、国宝建物である三重塔と本堂で、極楽浄土を表現していると言います。中でも、最も古い建物の本堂には、扉が9つ。なぜ9つなのか?数に込められた理由。さらにそこには、極楽浄土をこの世に映し出すための、驚きの仕掛けが隠されていました。
 最古の国宝建築がある寺。第2位は平等院で、最も古い建物は鳳凰堂。真ん中に中堂、左右に翼廊、後方に尾廊がつながる珍しい形に込められた意味とは?第1位は醍醐寺で、最も古い建物は五重塔。なぜ塔が建てられたのか?知られざる意味が!
 また、京都には国宝の建物が幾つもある名所が多くあります。そこで、「国宝の建物の数が多い名所」ベスト3のランキングも発表。第3位は二条城。第2位は西本願寺。その建物の多さや数え方にも、深い意味がありました。そして国宝の建物の数、第1位は京都府の南西、八幡市・男山に鎮座する石清水八幡宮。源氏ゆかりのこの社が誇る国宝建築の、驚きの数とは?
 さらに、京都のナンバーワンの中には、日本のナンバーワンも多いんです。四条大橋のその西詰にある北京料理のお店「東華菜館」のエレベーターは「国内で現役最古」。そのエレベーターを、なんと特別に檀さんが運転!?屋上で待ち受けていたのは、東山の絶景と美しい塔。そこに隠された秘密とは?
 知ると楽しいナンバーワンの旅は、意外な発見の連続です。


【専門家出演者】
●京都ジャーナリズム歴史文化研究所代表 歴史作家
丘眞奈美 さん