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    #50

    乙羽信子

    昭和の大女優・乙羽信子。”百万ドルのえくぼ”といわれた国民的アイドル女優が、見事に汚れ役を演じきり、その芸風を開花させた。何が乙羽をそこまで駆り立てたのか…。
    大正13年生まれの乙羽は、幼少のころから波乱に満ちた人生が始まった。幼くして養女に出され、13歳で宝塚に入団、女優人生が始まる。20年以上、宝塚に在籍し、トップの道を歩みながらも、後に退団。そして、大映に入社、映画女優へ。”百万ドルのえくぼ”といわれ、一躍トップ女優の道を上り始めた矢先に、1人の男性と知り合う。それが、監督・新藤兼人との出会いであった。新藤監督との運命ともいうべき出会いで、乙羽の人生は波乱の人生と変わる。わずか2年で大映を辞め、新藤監督の興した近代映画協会に入社。乙羽の清らかなイメージから一変して、汚れ役のイメージが主となる演技派女優に転身。それと同時に、それは”日陰の女”としての乙羽信子の人生が始まりでもあった。今まで表に出なかった、乙羽の光と影、女としてひたむきに生きた、波瀾(はらん)万丈の人生を、出演作品と共に紹介する。また、私たちが知らないその素顔を、関わりある女優・俳優陣が、インタビューで明かす。
    日本の映画界において、女優として、1人の女として、70年を走り抜けた乙羽信子とはどのような存在だったのか、その実像に迫る。