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#1703

新型スカイライン“3つのパワー”検証

ニッサンのスカイラインというクルマは、トヨタのクラウンに次ぐ62年もの歴史を誇って現在に至っているが、2001年に登場した11代目は当初、輸出専用のインフィニティとして開発がスタートしたクルマなのであった。その事実がスカイラインの命脈を保ったことになるようだが、いわば象徴的存在のGTRがスカイラインの系列から外された後も、伝統の先進性が失われることはなかった。今回の“新型”はいわば2014年の13代目の“後期型”なのだが、電気信号とモーターでカジを切る“ステア・バイ・ワイア”の進化や、405馬力と300馬力の新しいエンジンへの興味も尽きない。だからこそ、“運転支援”がウリのハイブリッドだけではなく3種類すべてのパワーを試すことにしたのだ。