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#1838

メモワール 谷田部物語・後編 性能テストの舞台裏

皆さんは、クルマの絶対的な動力性能をさらけ出すという作業がどんなものなのか、想像してみたことがお有りだろうか。かつて、クルマの性能が高くなかったころは、それはただ地味なだけの仕事だった。しかし、パワーが400、500、時には600馬力以上ともなると、全くの別世界。次元の異なる扱いが要求されるのだ。そんな新たな時代を迎えてからも、ヤタベは我々のホームグラウンドであり続けてくれたのであった。