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#203

女優・川上麻衣子の実家じまい 両親の人生をかみしめて

今回は女優の川上麻衣子さんが登場!幼少期、インテリアデザイナーの両親と暮らしていた実家の断捨離に挑みます。一番の難題は、インテリアデザイナーとして、多くの功績を残した両親の貴重なモノや資料をいかに選び残すか。北欧・スウェーデンに暮らし、帰国後、北欧インテリアデザインのパイオニアとして活躍したご両親。家に残る価値のあるモノたちを前に、やましたさんは一体どんなアドバイスをするのでしょうか。いつもとはちょっと違う断捨離を、お見逃しなく!
 

川上麻衣子さん コメント

倉庫化した実家の状態がずっと心に引っかかっていましたが、いよいよ両親も高齢となり、意を決して処分することになりました。短期間での作業でしたが、幼い頃暮らした家からは溢れるほどの思い出や、両親がデザイナーとして拘りを持って暮らしていた歴史をまざまざと感じることとなりました。作業を終えた今は、無事に実家じまい出来たことにホッとしています。
 

やましたひでこ コメント

クリエイティビティ(創造性)は、「形」にし、それを手放し、次に移る、というアクションと紐づくものだと考えます。今回の断捨離で、北欧インテリアデザインのパイオニアでもあるご両親の歴史と向き合い、川上さんご自身は更に新たなクリエイティビティを受け取ったのでは、と感じました。また一方、物を手放したお母さんが「心が切ない」と言いながらもみせた笑顔が強く印象に残っています。お二人ともが心のどこかでずっと抱え続けてきたことに始末をつけたことで、新しいことが始まっていくのだと思います。