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#276

香川発、長男1人で実家じまい 見つけた、カミナリ親父のホンネ

瀬戸内海を望む四国の玄関口、香川県高松市から「実家じまいがしたい」という声が届きました。応募してくれたかずひこさんは、この家の長男。1年半前に両親を続けて亡くし、かずひこさんが生まれ育った家は空き家状態。生前、父がため込んだ大量のモノと向き合い、半年間、たった一人で断捨離をしてきました。しかし、ついに心が折れかけ、立ち行かなくなったと言います。
そんなかずひこさんを助けるべく、やましたさんが断捨離トレーナー3人の援軍を引き連れ、高松に降り立ちました。8LDKの大きな家のほとんどがモノであふれた様子を見て、やましたさんも絶句状態…。最初の突破口として選んだのはリビングでした。「リビング(living)は生きているということ、居間は“今”を生きるということ。一部屋だけでも生き返らせたら気持ちも変わる」。誰もいなくなり、放置された空間をよみがえらせるため、7時間にも及ぶ断捨離がスタートしました。
進めるうちに見えてきたのは、厳しかった父のホンネ。実家じまいを通してかずひこさんの家の歴史が見えてきます。