• HDTV (High Definition Television)

    1080iや720pなどの高精細・高画質テレビ。
    HDTVのうち、現在BSで行われているアナログ波MUSE方式による放送をハイビジョンと呼びます。現行テレビの走査線数が480本であるのに対し、ハイビジョンは1080本あります。

  • i・Interlace・インターレース・飛び越し走査

    走査線を1本おきに使って画像を表示する方式。一般的には走査線の数とあわせて480i、1080iという呼び方をします。現行のテレビ走査方式は480i。

  • MPEG (Motion Picture Expert Group)

    デジタル動画圧縮規格方式。BSデジタル放送ではDVDなどと同じくMPEG2によって放送されます。圧縮してもHDTVにたえられる画質を表現できます。

  • p・progressive・順次走査

    走査線を飛ばさず順番に使って画像を表示する方式。走査線の数とあわせて480p、720pという呼び方をします。インターレース方式に比べてちらつきがないため文字を多く表示するコンピュータモニターに使用され、BSデジタルでも採用されます。

  • SDTV (Standard Definition Television)

    HDTVに対して現行の地上波放送程度の放送画質。日本では480iや480pによる放送を指します。

  • キラーコンテンツ

    オリンピック、ワールドカップなど、絶対的に強い番組コンテンツ。

  • コンテンツ

    放送業界では番組ソフトを指します。「ソフト」と言うとコンピュータソフトと混同することから、中身についてはコンテンツと呼ばれることが多いようです。

  • サイマル放送・サイマルキャスト

    アナログ・デジタルの両方で同じ放送を流すこと。
    BSデジタル化にあたっては、それまでのアナログ放送の視聴者を保護するために行われています。

  • 超短波放送・BSラジオ

    BSデジタル放送ではテレビ放送だけでなく、ラジオ放送も開始されます。
    MPEG2による圧縮でCD並みの高音質な放送です。
    BS朝日では2チャンネルでの放送を予定しています。

  • データ放送

    通常の映像だけでなく文字などのデータを配信する放送です。映像とリンクさせることによって、映像に付加価値をつけることができる他、電話線によるインタラクティブな番組コンテンツも可能になるといわれています。

  • デジタル

    BSデジタル放送では多チャンネル化、高画質放送・ワイド画面 ・データ放送がメリットになるといわれています。

  • ナローキャスト

    不特定多数が対象のブロードキャストに対する、特定層向けの放送。

  • ビットレート

    一定時間に送ることのできる情報量。伝送路の容量 。 bps(bit per second)、Mbps(Megabit per second)=1秒間に送れるビット数orメガビット数(ビットの100万倍)=という単位 で表します。
    現在の技術では、SDTVを送るのに7Mbps程度、HDTVだと22Mbps程度の容量が必要といわれています。