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#349

「エジプト古代遺跡を巡る ナイル川クルーズ」

今回は、神秘のエジプト・ナイル川クルーズです。旅の船は100年も前に造られた外輪式蒸気船、スーダン号。アンティークな調度や伝統的な制服に身を包んだクルー、あえて建造当時のままを残した甲板など、歴史を感じさせる重厚さと輝きに満ちています。もう一隻は古き良き時代をイメージして建造されたレトロな雰囲気と快適さを併せ持つ客船、ユージェニー号。2隻の客船を乗り継いでナイル川沿岸とナセル湖の古代遺跡を巡ります。旅の始まりは古代エジプトの都であり、多くの遺跡が残るルクソール。130本以上の石柱が並ぶカルナック神殿の大列柱室は壮観です。ナイル川西岸の町、エドフではクレオパトラの父、プトレマイオス12世が完成させたと言われるホルス神殿を訪れます。高さが36mもある巨大な塔門や回廊の壁にいくつも描かれたホルス神の神話など見ごたえ十分。そして、ナセル湖ではこのクルーズの一番の見どころ、世界遺産のアブシンベル神殿へ。ラムセス2世が建てた壮大で華麗な神殿は圧巻の一言。正面に鎮座する高さ20mを超えるラムセス2世の像や数々のレリーフで覆われた大神殿の圧倒的なスケールに驚かされます。神秘のベールに包まれた、知的好奇心を刺激するナイル川クルーズの魅力をお届けします。

客船名:スーダン号
ルクソール~エドフ~アスワン

客船名:ユージェニー号
アスワン~ワーディ・エル・セブア~アブシンベル神殿