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#64

歌で巡る四季特集

歌「朧月夜」(高野辰之作詞 岡野貞一作曲)が初めて発表されたのは大正3年(1914年)の「尋常小学唱歌」の教科書でした。作詞したのは国文学者で作詞家の高野辰之です。高野はこのほかにも「故郷」,「もみじ」,「春の小川」などの作詞を手掛けています。
高野は11歳の時長野県中野市永江の隣町飯山の下水内高等小学校を卒業し、自分が通っていた高等小学校に教員として赴任しました。このあたりが「朧月夜」の舞台といわれています。春、飯山は菜の花の黄色で埋め尽くされます。野沢菜の花が一斉に咲くのです。
子供のころ実家と飯山の往復16キロの道のりを通った高野。厳しい冬を耐えて、迎えた春の情景は高野の心に深く刻まれたのでしょう。