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#60

「南部えんぶり」

2月8日と9日、青森県南部町で、春を呼ぶ神事「南部えんぶり」が行われました。太夫と呼ばれる男たちが、馬のたてがみを象った烏帽子を被り、豊作の祈りを込めた舞を神前に奉納します。田植えの作業を歌と踊りで表現しているもので、田植えの前に田んぼを均す農具「朳(えぶり)」にちなみ「えんぶり」と呼ぶようになったといわれています。「南部えんぶり」米やりんごの豊作を願う町中の人が集いました。