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#77

「ハナショウブ」

初夏の横浜・三渓園では、ハナショウブが見頃を迎えていました。池のほとりに色とりどりの花が咲き乱れ、訪れる人の目を楽しませます。中には美しい庭を背景に、結婚の記念写真を撮ろうとカップルも。明治末期、三渓園を作ったのは、実業家・原三渓です。三渓は自然の美しさは皆で共有すべきだと、当初、無料で庭を開放しました。そんな三渓の願いのもと、今も絶えることなく、四季折々の花を楽しみに多くの人がこの庭に集います。